大手格安SIM・楽天モバイルが6月1日に提供をスタートした新料金プラン「Rakuten 最強プラン」。月額料金最大3,278円（税込）は変わらず、パートナー回線エリアでも高速データ通信が無制限で利用できるようになり、人口カバー率も99.9%に。この新プランについて、消費者はどう受け止めているのだろうか。500人にアンケート調査を行った。
6月1日提供スタートの新プラン「Rakuten 最強プラン」 その魅力は？
格安SIMやスマホの最新情報を発信しているメディア「ロケホン」は、格安SIMの利用に関する調査の結果を発表している。６日は楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten最強プラン」についてのアンケートを実施した結果を好評した。アンケートはRakuten 最強プランがスタートした6月1日の翌日2日から4日までの3日間で、20代以下～60代以上の男女500人がインターネットで回答している。
「楽天モバイルで新料金プラン「Rakuten最強プラン」が提供開始されたのを知っていますか？」という質問に対しては、半数強が「知らなかった」と回答。新プラン提供翌日からの調査だったことが影響していると思われる。
また、「楽天モバイルの新料金プラン『Rakuten最強プラン』の1番の魅力だと思う部分を教えてください」という質問に対して、209人が「楽天回線もパートナー回線も3,278円でデータ無制限で使える」と回答。パートナー回線エリアの制限が撤廃される、という従来プランからの変更点に魅力を感じている人が多いようだ。
これまでも支持を集めてきた料金について言及する声も多数で、「使わない分だけ安く利用できる」「ドコモやau、ソフトバンクの料金よりも安い」と挙げた人もいた。
低料金やデータ無制限… 魅力の一方で、デメリットも
今回のアンケート調査に参加した500人のうち、約23％にあたる116人がすでに楽天モバイルを利用中。さらに、176人が「楽天モバイルを利用したい」と考えていると回答していて、楽天モバイルに好印象を持っている人の割合が多いことがわかった。
そこで「あなたが楽天モバイルを利用しやすい、または利用したいと感じるには、楽天モバイルの何を改善してほしいですか？」という質問を投げかけると、さまざまな回答が。「大手キャリアと比較すると料金が安い」と低料金に満足しているという声もあるが、「圧倒的な料金の安さに立ち返ってほしい」「基本は料金。安くなればいい」という意見も。
無料で利用したことのあるユーザーにとっては、現在の最低料金（1,078円・税込み）よりも安い料金を希望する人もいるようだ。
また、電波のつながりやすさへの要望も多数。「山間部などはともかく、都市部の地下で使えないのは厳しいのでそこを改善してほしい」「ビルの地下や標高が高め（地方のSAなど）なところはまだまだ弱くつながりにくい」「電波が悪くて聞こえないことがよく起きるし、郊外へ行くと楽天モバイルだけ圏外なことがよくある」と、通信状況の改善を求める声が多く、現状に不満を抱えていることがわかった。
出典元:【ロケホン】
※サムネイル画像は（Image:「楽天モバイル」公式サイトより引用）