韓国メーカー「ビビゴ(bibigo)」のポップアップストアで商品をテイクアウトしたら、かなりヒヤっとしてしまった……

ロケットニュース24

韓国のフードブランド「ビビゴ(bibigo)」は、、2023年5月19日から6月17日までの期間限定で、東京・渋谷のイベント店舗「n_space」にて、ポップアップストアを展開している。

ここで同社の日本未発売商品の「トッポッキ」を食べられるので、実際に購入してテイクアウトしてみたところ……。思いもよらない困難が待ち構えていた。持ち帰るのにこんなに苦労するとは……。

・テイクアウトしたら……

ビビゴという名前は馴染みがないかもしれないけど、同社の商品「王(ワン)マンドゥ」は近年急速に日本でのシェアを広げており、スーパーの冷食コーナーで見かける機会も増えた。私(佐藤)自身、ワンマンドゥは知っていたが、ビビゴをよく知らなかった。ちなみにこの商品のCMには、韓国の人気俳優パク・ソジュンさんが起用されている。CMを見たことがある人も多いはず。

そんなビビゴのストアに訪ねてみると、平日昼間にも関わらず10人程度の行列ができていた。どうやら、並んでいる人たちは店内に入りたいらしい。2階のフォトゾーンがお目当てなのかも。


私はとりあえず、食べることさえできれば良いので、テイクアウトで持ち帰ることにした


この箱に入っている「ビビゴコンボ」がいいな。税込1000円でひと通り食べられるみたいだからコレにしよう。


ところが! コンボはイートイン専用だった。テイクアウトは単品オーダーのみ。しょうがない、この中から選ぶとするか。オリジナルの「トッポッキ」(税込500円)とキムチチーズの「キンパ」(税込500円)にしよう。


ここでさらなる衝撃事実発覚! テイクアウトのトッポッキにはフタがない! 持ち帰り用の袋もない! 幸い、トッポッキにはラップをかけてもらえるらしいのだが、袋がないのは痛い。ってことで、そのまま持ち帰ることになってしまった


この状態で渋谷から新宿まで帰らなければならない。絶対にひっくり返したり転んだりできないぞ。渋谷の人ごみを無事に切り抜けられるのか……。



・編集部は遠かった……

渋谷駅前交差点で、撮影に夢中の外国人に接触しそうになってヒヤっとしたけど、何とか切り抜けて地下鉄のホームまでたどり着いた。


電車内でも多少匂いが気になる。人と接触する危険はほぼないけど、電車の揺れに耐えられるか?


乗り込んだのは良いけど、この日は朝から電車の遅延が発生しており、なかなか発車しない。「運転間隔の調整でしばらく停車いたします」、なんてこった。早く出してくれ。トッポッキの匂いが車内に充満する前に早く!

気持ち的には、着火寸前のバクダンを手に電車に乗っているもの。額に汗がにじんでいることがわかる。


ハア、ハア、ハア……。ようやく編集部にたどり着いた。いまだかつて、これほどまでに編集部までが遠いと感じたことはない。


テイクアウトがこんなに困難だったとは。カバンに入れても良いかな? と思っていたけど、パソコンの入ったカバンのなかでトッポッキをひっくり返す可能性もゼロではない。トッポッキの汁で真っ赤になったパソコンを想像すると、カバンに入れる気になれなかった。



・冷食とは思えない美味しさ

さて、編集部に到着し落ち着いたところで商品をご覧頂こう。手前がキンパ、奥がトッポッキである。


トッポッキには2種の揚げ物(マンドゥと春雨 & 野菜海苔巻き)が乗っている。オリジナルソースだけど、食べるとしっかりと辛い! 辛味の苦手な私には、ちょい辛すぎた。これの上をいくスパイシーソースはさらに辛いのか!? 私には到底無理。辛いモノ好きはきっと満足の行く辛さのはずである。


そしてキムチチーズのキンパ。トッポッキは日本未発売だけど、そのほかのお店で提供している商品はすべて同社の冷食として販売している。したがって、このキンパも冷凍食品だ。


しかしながら、冷食とは思えない美味しさ。キンパの米粒はしっかりしていて、とろけるチーズとキムチの相性も良い。これがスーパーでいつでも買えるなんて、なかなか良いんじゃないかな。


ビビゴ初体験だったけど、思った以上に美味しかった。こりゃ、冷食がシェアを広がるのもわかる気がする。ってことで、ポップアップストアは6月17日まで。テイクアウトを考えている人は、安定感のあるマイバッグを持参することをオススメする


・今回訪問した店舗の情報

店名 ビビゴ ポップアップストア
住所 東京都渋谷区宇田川町13-9 KN渋谷2ビル 渋谷n_space
時間 12:00~22:30
期間 2023年5月19日~6月17日

参考リンク:PRTIMESbibigo
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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