「幼稚園WARS」などの作品で知られる漫画家・千葉侑生さんが2023年5月30日、引退を考えた低迷期に、運命を変える「不思議」な出来事が起きていたとツイッターで明かした。
珍事に導かれるようにした「最後の最後」の挑戦が、人気漫画となる同作だったという。
漫画家諦め「近所のパン屋のアルバイト」に応募も…
幼稚園WARSは集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中のアクションラブコメディだ。「世界一”安全”な幼稚園」で繰り広げられる先生と殺し屋との戦いを描く。
千葉さんは30日のツイートで、自身は漫画企画が2年間全く通らない低迷期があったと明かし、その頃に起きた出来事を「不思議な話なんですが」と前置きつつ振り返った。
「貯金も尽きかけていてもう無理だと思って、友達にも『漫画家辞める』ってLINEして、近所のパン屋のアルバイトにも応募したんです」
しかし面接当日の約1時間前になって、「今まで経験したことのないほどの腹痛」に襲われ、自宅で倒れてしまったという。病院へ行き、2日ほど身動きできないくらいに寝込んだ。
検査をしても原因は不明で、「後にも先にもそんなことはなかったのですが、おかげでバイトすることができず、しょうがないから最後の最後に『幼稚園WARS』で挑戦することにしたんです」。