「Apple Pencil」が「探す」に対応する可能性–アップルの特許出願書類

CNET Japan

 Appleが自社製スタイラス「Apple Pencil」に、位置を特定できるようにするアップグレードを追加する可能性がある。Patently Appleが報じているように、Apple Pencilに音響共振器を搭載し、「Find My(探す)」機能に対応させるかもしれない。

 Appleが出願した特許の中で発明者らは、スタイラスの末端に配置すると「共振動作または共振周波数」を生成するように設計された、音響共振器を考案した。

 これにより、デバイスからスタイラスに位置リクエストを送り、スタイラスで音と振動を発生させることができるという。

 「探す」機能では、同じ「Apple ID」で登録されている複数のデバイスを「探す」アプリに追加できる。したがって、特許出願された技術がApple Pencilに搭載された場合、ユーザーは「iPhone」「iPad」「MacBook」「Mac」を使ってApple Pencilを探せるようになる。

 例えば、紛失したApple Pencilが近くにある時、Apple製デバイスの「探す」アプリで「サウンドの再生」をタップし、Apple Pencilに繰り返し音を発生させることが可能になるかもしれない。

 多くのユーザーにとって、紛失したApple Pencilを「探す」機能で探せるのはありがたいことだ。Apple PencilはiPadユーザーの間で人気だが、どこに置いたか分からなくなるということが簡単に生じる。しかも、新しいApple Pencilは、129ドル(日本では1万9880円)もする。

 ただし、Apple Pencilが「探す」技術に対応するというのは、現時点では予想にすぎない。特許が出願されたからといって、その技術が実現するとは限らない。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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