今が乗り換え時期?Apple、iPhone下取り額を大幅アップ中 – 6月29日まで

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持続可能な社会実現に向けた世界共通の目標・SDGsの認知度が高まる昨今、ものを無駄にせずに有効活用する取組は、街中でよく目にする。スーパーマーケットの前には食材トレイやパックの回収ボックス、家電量販店には使用済みインクトナーの回収ボックス、リサイクルショップには中古家電や家財道具が持ち込まれる。スマホも同様に、正常に稼働するのであれば「中古でも構わない」層が一定割合おり、中古スマホ市場には活気がある。そのような“地球にやさしく”という機運を、さらに高めるキャンペーンをApple社が開催している。

iPhone7以降のモデル、期間限定で「下取り額」アップ! 最新iPhoneをお得にゲットしよう

買い替えを検討中のユーザーにはうってつけのキャンペーンだ(画像は「Apple」公式サイトより引用)

Apple社は5月25日から6月29日までの約1カ月間、特定のiPhoneの下取り金額を増額するキャンペーンを開催する。全国主要都市にあるApple StoreとApple online Storeでの買い取りが対象となり、いつも多くのユーザーで賑わうApple Storeはキャンペーン期間中、さらなる人出になりそうだ。

下取り額アップの対象になるのは、iPhone7シリーズ以降の計21機種。直近発売の機種ほど増加幅が大きい傾向にあり、iPhone7は通常6,000円がキャンペーン期間中は最大7,000円だが、iPhone13 Pro Maxは通常95,000円が最大103,000円と8,000円アップとなる。iPhoneの買い替えを検討していたユーザーとしては、この機会に下取りに出すのが追加ボーナスを得られるチャンスであり、使用期間が短い美品ほど最大金額で買い取られる可能性は高い。

iPhoneの下取り額一覧(画像は「Apple」公式サイトより引用)

下取り額分はApple Gift Cardで受け取ることができ、買取成立後にiPhoneなどのApple社製品購入の原資にもできる。下取り→買取→Apple社製品購入→下取り…というものを無駄にしない循環を促す“Apple式SDGs”といったところか。

中古iPhoneも人気で“iPhone争奪戦”が勃発?

(Image:ANGHI / Shutterstock.com) シリーズごとに味があり、旧機種にも名作があるのがiPhoneの特徴

Apple社による下取り増額キャンペーンから伝わってくるのは、Apple社がiPhoneの下取りを強化していることだ。買い取られたスマホは中古事業者により販売されるほか、海外市場に出される、または部品用に分解される場合もある。いろいろな需要があるなか、Apple社がユーザーを呼び込んでまで引きつけたいのは、中古買取事業者の存在があるのではないか。

景気低迷や物価高騰の要因が重なり、近年は中古スマホへの注目度が高まっている。新品市場同様、中古市場においてもiPhone人気はすさまじく、中古スマホの買取販売事業を展開する、にこスマの発表情報によると、2023年4月の中古スマホ販売数ランキングではトップ10にiPhoneから9機種がランクインした。需要が多ければ、買取額のベースアップも期待できるだけに、ユーザーとしてはApple Storeと中古スマホ買取事業者のどちらに売り出すか迷うだろう。Apple社としては下取り額アップキャンペーンで、中古スマホ買取事業者より魅力的であることを示したいのかもしれない。

ただし、期間限定キャンペーンのため、下取りに出したいユーザーは早々に決断したいところ。まずは使用機種の下取り額をチェックすることからはじめてみては。

引用元:【Apple
出典元:【にこスマ/PR TIMES

※サムネイル画像は(Image:​「Apple」公式サイトより引用)

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