浄土真宗本願寺派(西本願寺)は2023年4月29日(土)、5月6日(土)、7日(日)に『MEET BUDDHISM THINKING』(ミート ブディズム シンキング)を開催した。今回のイベントは、「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を機縁とし、僧侶、門信徒をはじめ、特にこれまで仏教や浄土真宗にあまり親しみのなかった人や、若い世代にも仏教にふれてもらうことを目的としている。
■仏教の考えや日々の生活を見直すよい機会となったイベント
2023年5月7日(日)、白州内のサブテントに設置したステージでは、BUDDHISM THINKING を ”トーク” で感じるステージを実施した。あいにくの雨だったが、多くの人がテントに詰めかけた。
トップバッターをつとめたのは、講談師 旭堂南雲(きょくどう なぐも)氏だ。同氏は、親鸞聖人が登場する講談「信心諍論」を取り上げ、信心についてわかりやすく語った。
「お笑いLIVE in 西本願寺(ライブ)」「お笑いLIVE in 西本願寺(トークショー)」では、アサカラザル、パーパー、ニッチェが登場。仏教に関わる漫才や自分たちのギャグを交えた漫才で、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
MEET BUDDHISM THINKING LIVE TALK Sでは、本願寺派布教使 福間義朝氏、蝉 semi 石川大輔氏、堤淺吉漆店 堤卓也氏が登場し、霍野廣由氏がファシリテーターをつとめた。
蝉 semi 石川大輔氏は、“デザインの寿命を長くする” を哲学として掲げるブランド「蝉 semi」について語った。同ブランドでは、屋外広告で使用された懸垂幕やフラッグの生地、バッグや小物入れなどにアップサイクルする取組みについて語った。
堤淺吉漆店 堤卓也氏は、漆の素晴らしさや価値を若者に伝えたいとの想いから、漆を塗ったスケートボードやサーフボードを紹介した。傷が付いたら何度でも塗りなおせる漆の魅力についても語った。
本願寺派布教使 福間義朝氏は、地球自体が生命だとするガイア理論を取り上げた。世の中にあるものは、時間とともに朽ち果てるが、地球は状態を維持し続ける。この不変性がまさに仏教であるという。
イベントは短い時間だったが、来場者にとって仏教の考えや日々の生活を見直すよい機会となったことだろう。
■『MEET BUDDHISM THINKING』公式サイト
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