AmazonがAIチャットボットによる検索システムの導入を検討中であることが、同社の求人広告から明らかになった。
このたび求人広告から見つかったのは、検索に関連するシニアサイエンティストの募集。その中でAmazonは、ユーザーの質問に対する回答の検索や製品比較、パーソナライズされた製品提案などを支援するインタラクティブな検索システムを検討中であり、それらを具体化できる人材を探しているとしている。同社は「これは検索にとって一世代に一度の変革となる」とし「WWW、Mosaic、AmazonとGoogleの創業など、90年代を懐かしんでいた人は、この機会を逃したくないでしょう」とアピールしている。この件を報じた「The Verge」は、先行する各社のAIを用いた検索システムが乱雑になっていることを指摘しつつ「Amazonのこの新しいエクスペリエンスがオプションとして提供されることを願っています」と皮肉を述べている。