マンガで学べるドメインとDNSの解説冊子「ポン太のネットの大冒険」を全国の学校に無料配布、JPRSが実施 ウェブサイトも公開するほか、無料LINEスタンプの提供も開始

INTERNET Watch

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は、マンガ小冊子「ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~」を、教育機関(中学・高校・高専)を対象に無償で配布している。専用ウェブサイトで申し込みを受け付けており、申し込み期間は6月30日まで。

 同冊子はウェブサイトの閲覧やアプリの利用、メールやメッセージの送受信などでインターネットを支える「ドメイン名」や「DNS(ドメインネームシステム)」についてマンガで分かりやすく解説する内容。例えば、次のような内容を学ぶことができる。

  • インターネットの住所を表す「ドメイン名」
  • ドメイン名とIPアドレスの関係性
  • ドメイン名からIPアドレスを特定する、インターネットの道案内「DNS」
  • 「○○○.jp」や「○○○.co.jp」など、ドメイン名の種類や違い
  • URLに付いている「https」と「http」の意味と違い

「ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~」より

 中学校の「技術科」の情報分野や、高校の教科「情報」で教材として活用できるほか、インターネット教育の一環として学年全体へ配布、インターネット関連の部活動などにおいて活用できるという。

 配布は、5月15日~6月30日の「情報通信月間」にあわせて実施されるもの。同冊子の配布は14年目となり、過去13年間で約1800校に35万冊を配布しているという。

 申し込みは専用ウェブサイトのほか、メール、FAXで受け付けている。また、無料でダウンロードできるPDFファイルも提供されており、英語/中国語翻訳版もPDFで配布中だ。

 JPRSでは小冊子と連動したウェブサイト「ポン太のインターネット教室」も公開中。ドメイン名・DNSに関する解説に加え、中学校学習指導要領における技術・家庭編技術分野「D 情報の技術」に準拠した学習指導案が公開されているほか、「ポン太のネットの大冒険」各国語版のPDFもダウンロードできる。また、登場するキャラクター「ポン太」と「ピコ丸」のLINEスタンプも配布しており、無料でダウンロードできる。無料スタンプのダウンロード期間は8月6日まで。

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