ソリダイム、SSDの性能を最適化する無償ソフト「Synergy 2.0」

Synergy Toolkit

　米Solidigmは3日(現地時間)、SSD用ソフトウェアの最新版「Synergy 2.0 Software」を発表した。

　Synergy 2.0 Softwareでは、同社SSDの性能を自動的に向上させるという「Synergy Driver」と、あらゆるメーカーのSSDに対して健康状態のレポートやツールを提供する「Synergy Toolkit」の2つのオプションを用意。

　Synergy Driverは、よく使うファイルを学習してより速くアクセスできるよう優先順位をつける「Fast Lane」機能などを搭載したオプション。本機能を同社のSSD「P41 Plus」で使用すると、ドライブの空き容量が50%でもランダムリード速度が最大120%向上するという。

　また、シーケンシャルリードを最大350%高速化してゲームのロード時間を改善する「Smart Prefetch」やランダムライトを最大20%改善する「Dynamic Queue Assignment」機能なども備える。

　Synergy Toolkitは、SSDの監視やレポートの実行、動作温度の表示、健康状態のチェックなどを行なえるオプション。診断機能やデータ消去機能「セキュア・イレース」、ドライブの詳細な使用特性を確認できる「スマートレポート」などを搭載する。

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