いまさら聞けないNothingの魅力が一気にわかるまとめ

GIZMODO

Nothing(ナッシング)」というメーカー。名前は聞いたことあるけど製品についてはよく知らない人もまだ多いはず。

イヤホン「Ear(1)」にはじまり、Phone(1)、Ear(Stick)、Ear(2)とすべての製品をレビューしてきたギズモードの記事をまとめました。

Nothingってなに?

Image: Nothing

Nothingはスマホやイヤホンを手がけるデバイスメーカー。スマホメーカーOnePlusの共同創業者であるカール・ペイ氏が2020年に立ち上げた新しい企業です。

「人と技術の間にある障壁を取り除く」ことを使命とし、スペックよりもデザイン性やユーザー体験を重視したプロダクトが、ガジェット好き以外の層からも支持されています。

スケルトンなイヤホンNothing Ear (1)

Phone: ヤマダユウス型

記念すべき最初のプロダクトはイヤホンでした。どこか懐かしさも感じるスケルトンデザインがティザーの段階から大注目を浴び、発売直後はなかなか手に入らない時期も。

当時のレビュー記事はこちら。

さらにNothing Ear(1)のブラックモデルも遅れて登場しました。こっちもかっこいい。

そして、最新モデルのNothing Ear (2)も登場したばかり。かなり高音質になってます。今買うならこっちかな。

アップルのようなミニマルですっきりしたデザインというよりも、複雑さとかっこよさが入り混じった美しいデザイン。これが新鮮でガジェット好きもそうでない人も心を掴まれたんですよね。

なんだこのケースは。Nothing Ear(Stick)

Photo: ヤマダユウス型

Nothing Ear (1)の次に発表されたイヤホンがこのNothing Ear (Stick)。てっきり(2)が来るのかと思いきや、まさかの(Stick)だったので発表当時は面食らいました。そこ、数字以外も入るんだ。

ぐるっと回転させて開けるケースとイヤピースのないオープン型のイヤホン形状が特徴。Nothing Ear(1)、(2)はノイキャンが欲しい人向け、Ear(Stick)はラクに音楽を楽しみたい人向けって感じ。詳しくはこちらの記事で↓

めっちゃ光るスマホNothing Phone(1)

Video: 西谷茂リチャード

もう一つの主力製品Nothing Phone(1)は、イヤホンと同じく透明な背面デザインとガンガン光るLEDストリップが特徴。

相変わらずカッコ美しいデザインに一目惚れで買う人もいたいっぽうで、ミドル価格ながら120Hzの有機ELディスプレイなどリアルに体験に関わるところはバッチリおさえられている点で、コアなスマホ好きからもじわじわ人気が出た感があります。

ファンミーティングはなんとギズモードオフィスで

Photo: 三浦一紀

そんなNothingですが、ファンとの交流も盛んなのが特徴。日本での初ファンミーティングはなんとギズモードのオフィス@渋谷で開催されました。もちろん、カール・ペイさんが参戦していろいろな質問に答えてくれましたよ。

カール・ペイさんはギズモードのYouTubeでインタビューにも答えてくれています。発表前の製品コードネームがポケモンの名前だったり、インタビュアーとインタビュイーが似すぎだったりと見どころ満載です。

[embedded content]
Video: ギズモード・ジャパン/YouTube
[embedded content]
Video: ギズモード・ジャパン/YouTube

最初は「見た目だけじゃん」と揶揄されそうでしたが、ファームウェアやOSのアップデートも手厚かったり、ガジェットとしてのスペックもどんどんよくなってきている印象のNothing。

次のスマートフォンNothing Phone (2)もよりハイスペックになって登場することが宣言されています。Phone(stick)じゃなくてよかった。

謎にビールも発売予定。こういう遊び心、たまんないっすね。