ASUS本社で発表されたPCについては以前の記事(https://itlifehack.jp/archives/10635238.html)にて紹介したが、同社会長のJonney Shih氏、同社上席副社長兼ビジネスグループ ワールドワイド ジェネラルマネージャーのEric Chen氏が当日語った内容について、もう少し詳しくご紹介していこう。
■常に最高のものを顧客に提供
Shie氏は人々のニーズや欲求が製品開発のスタート地点であり、シームレスなデジタルエクスペリエンスを生み出すために常に努力していると語る。「最も困難な問題は、最も堅実な努力によってのみ解決できることを知っているため、常に顧客に最高のものを提供し、期待を超えるよう努力している。それは2020年のパンデミックにより苦戦したときでも、当社のテクノロジーが顧客の役に立つよう、その取り組みを止めたことはない」とも。また現在は、気候変動対策、循環型経済、責任ある製造、価値創造の4つの主要分野に焦点を当てて製品を開発しているという。
■全てのユーザーの生活にバランスと平和をもたらす「禅」
Shie氏は、全てのユーザーの生活にバランスと平和をもたらす「禅」の精神を完全に具現が化したものを提供したいと考えていたという。約12年前に登場した同社の「ZenBook」シリーズにおける同心円のデザインは、禅庭園の水と砂利の円の波及効果に触発されて作られた。「Zenbookはわれわれの主力シリーズであり、最新のイノベーションと、最高のクラフトマンシップにより作られている。協力でポータブルな機能が満載されているデバイスにより、ユーザーに力を与えるように進化してきた。美しいOLEDと組み合わせて、新しいレベルに到達した製品を見て欲しい」と語った。
■ブランド価値は22億ドル
続いて登壇したChen氏は、ASUSのブランド価値として22億ドルであることを紹介しつつ、環境について配慮した製品作りをしているとし、世界の1770市場で資本リサイクルサービスを提供していると語る。「再生可能エネルギーを使用して二酸化炭素排出量を削減することに取り組んでいる」(Chen氏)。
またChen氏はPCが生活に欠かせないツールになっていることに言及。同社が世界のコンシューマー向けノートPCブランドランキングで第3位になっているとし、「ノートPCでは35%のマーケットシェア、OLED製品でも61%のマーケットシェアを誇る」と強調する。
またゲーミングPC市場については、「われわれはアジア太平洋と北米でナンバーワンであり、西部地域でもシェアを獲得しつつある。このセグメントの真のリーダーになるために、製品を進化させるよう努めている。このセグメントの真のリーダーになるために、製品を進化させるよう努めている」と語る。
市場シェアを獲得するためにも、カスタマーサポートが重要となってくる。これについてChen氏は「市場の変化を継続させるには、カスタマーサポート分野でより良いサービスを提供する必要がある。顧客サービスアプローチにおける特定のニーズを満たすためにカスタマイズされたソリューションを提供する各セクションが、必要とする特定の課題を理解することにより、企業および小売製造部門を含めた4つの主要セクターに焦点を当てている。高い顧客満足度で、ビジネスの成果を向上させる」と語った。
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