Xeroxは24日(米国時間)、同社傘下の研究開発企業「Palo Alto Research Center(PARC、パロアルト研究所)」を非営利の研究機関SRI Internationalへ寄贈すると発表した。
PARCは、1970年にXeroxが設立した研究施設で、Ethernet、レーザー印刷、GUIやユビキタスコンピューティングなど、数多くの先進技術を研究/開発。2002年にはXeroxの子会社として企業化していた。Xeroxでは、寄贈にあわせて優先的な研究契約となる「Technology Exploration and Innovation Program」を締結しており、SRIでは、Xeroxとその顧客に対して委託研究開発サービスを提供していく。
XeroxのCEOを務めるSteve Bandrowczak氏は今回の発表に際して、XeroxとPARCは今後、それぞれの強みと能力にあった技術革新とソリューションの提供に集中できるようになるだろうとコメントしている。
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