レノボ、最大120コアの高性能ワークステーション。ケースはアストンマーティンと共同設計

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ThinkStation PX

 レノボ・ジャパン合同会社は、アストンマーティンとケースを共同設計したワークステーション「ThinkStation PX」、「ThinkStation P7」、「ThinkStation P5」を発売した。価格は順に168万8,500円から、77万7,700円から、50万9,300円から。

 各製品ともに、アストンマーティンと共同設計した新型ケースを採用。立体形状のグリルにストレージを簡単に装着できるフロントアクセスストレージを備える。さらに、レノボが特許を取得した冷却システムのTri-Channelを組み合わせることで、効率的なエアフローも実現した。

ThinkStation PX

 ThinkStation PXは、第4世代Xeonスケーラブル・プロセッサーを2基搭載でき、最大120コアを実現できるフラグシップモデル。AIやマシンラーニング、データサイエンス、VR/MRなど、複雑で高負荷なワークロードもストレスなく処理できるとする。

 1,850Wの電源ユニットを2基内蔵でき、冗長性を確保するリダンダントモードのほか、2つを束ねて最大2,350W(100Vでは最大2,100Wまで)出力を可能にするチームモードも利用できる。また、5Uラックマウント対応のデザインを採用している。

 主な仕様は最大の場合で、第4世代Xeon、NVIDIA RTX 6000 Ada×4、2TBメモリ、60TBストレージ、10Gigabit+1Gigabit Ethernet、1,850W電源×2、Windows 11 Pro for Workstationsなど。なお、NVIDIA RTX 6000 Adaは7月下旬以降選択可能となる予定(P7、P5も同様)。

 本体サイズは約220×575×434mm、重量は約35.6kg。

ThinkStation P7

ThinkStation P7

 ThinkStation P7は、最大56コアのXeon W-3400シリーズを搭載するシングルソケットのハイエンドモデル。大容量のデータ解析やリアルタイムレンダリング、CAE(Computer Aided Engineering)、マシンラーニングなどにも適しているとする。ケースは4Uラックマウントにも対応している。

 主な仕様は最大の場合で、Xeon W-3400シリーズ、NVIDIA RTX 6000 Ada×3、1TBメモリ、52TBストレージ、10Gigabit+1Gigabit Ethernet、1,400W電源、Windows 11 Pro for Workstationなど。

 本体サイズは約175×508×434.4mm、重量は約24.5kg。

ThinkStation P5

ThinkStation P5

 ThinkStation P5は、最大24コアのXeon W-2400シリーズを搭載するメインストリームモデル。比較的コンパクトなケースを採用し、最大2基のGPUも装備できる。

 主な仕様は最大の場合で、Xeon W-2400シリーズ、NVIDIA RTX 6000 Ada×2、512GBメモリ、48TBストレージ、Gigabit Ethernet、1,000W電源など。

 本体サイズは約165×453×440mm、重量は約19kg。

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