Seagate、熱アシスト技術による30TB超のHDDを出荷開始

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 Seagateは、4月20日(米国時間)に開催された投資家向けの2023年第3四半期(2023年1月~3月期)の決算説明において、4月中に30TBの容量を超えるHAMRベースの製品を投入する予定であることを明らかにした。

 決算発表では、4月中に戦略的に要となるHAMRプラットフォームのローンチを明言している。

 また、投資家向けの電話会議中に、最高経営責任者のDave Mosley(デイブ・モスレー)氏も説明。HAMRベース製品のロードマップを実現する中で、今四半期(2023年第4四半期)自己修復機能を備えた高密度データストレージソリューション「Exos CORVAULT」の一部として組み込む。これにより30TB超のプラットフォームにおいて初めて収益を得られるという認識をしているという。

 HARM技術はコスト効率の高い大容量ストレージを実現するものとして期待されており、現在の市場価格であってもほかのストレージメディアと比較してコスト的に有利だという。また、面記録密度に関してはディスクあたり5TB以上に引き上げることができ、既存のPMR技術と比較すると、大容量化の速度は時間の経過とともに有利になるとしている。

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