株式会社マウスコンピューターは、ゲーミングやクリエイター向けなど、PC新製品を複数発表した。GeForce RTX 4070搭載製品や外付け水冷ユニット対応ノート、Xeon-W搭載ワークステーションなど、さまざまな製品を展開する。
G-Tune
ゲーミングブランドのG-Tuneからは、GeForce RTX 4070搭載のデスクトップPCを19日より販売中。例として「G-Tune DG-I7G70」の場合、Core i7-13700F、32GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4070、750W 80PLUS Bronze電源などを搭載し、価格は32万9,800円。
また、ノート製品では外付け水冷ユニットにオプションで対応する16型「G-Tune H」シリーズ、安価な構成も選べる16型「G-Tune P」シリーズ、モバイルもゲームも1台で済ませたいユーザーに向けた14型「G-Tune E」シリーズを発表。発売時期は順に販売中、4月24日、5月17日となる。
構成例として、「G-Tune H6-I9G80BK-A」の場合、Core i9-13900HX、32GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4080 Laptop、16型240Hz/WQXGA(2,560×1,600ドット)液晶などを搭載し、価格は43万9,800円。
「G-Tune P6-I7G60BK-A」の場合、Core i7-13700H、32GB DDR4メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4060 Laptop、16型165Hz/WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶などを搭載し、価格は24万9,800円。
「G-Tune E4-I7G60DB-B」の場合、Core i7-12650H、32GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4060 Laptop、14型144Hz/フルHD(1,920×1,080ドット)液晶などを搭載し、価格は20万9,800円。
ベンチマーク結果は「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」によるもの
© 2010 – 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
そのほか、G-Tuneブランド向けに今後追加を予定しているホワイトカラーのミニタワーケースも参考展示されていた。現行のケースでは内蔵ファンのLEDが赤色だが、ホワイトのケースでは青色に変更する予定だという。7月よりBTOにて選択可能になる見込み。
DAIV
クリエイター向けのDAIVブランドからは、Xeon W-2400シリーズ採用のワークステーション「DAIV FW」シリーズが登場。CPUがXeon w3-2423からw7-2495Xまで選べるほか、最大512GBメモリ、NVIDIA RTXシリーズGPUなども選択可能となっている。
構成例として、エントリーの「DAIV FW-X3N04」の場合、Xeon w3-2423、64GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、NVIDIA T400などを搭載し、価格は49万9,800円。
ハイエンドの「DAIV FW-X5N60」の場合、Xeon w5-2455X、64GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、NVIDIA RTX A6000などを搭載し、価格は155万9,800円。
また、GeForce RTX 4070採用機種も4月26日に登場。例として、「DAIV FX-I7G70」の場合、Core i7-13700KF、32GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4070を搭載し、価格は35万9,800円。
ノート製品では、外付け水冷ユニット対応の「DAIV N」シリーズ、14型ながらディスクリートGPU搭載の「DAIV S」シリーズが登場。どちらも20日より販売を開始している。
構成例として、「DAIV N6-I9G90B-A」の場合、Core i9-13900HX、64GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4090 Laptop、16型WQXGA液晶などを搭載し、価格は54万9,800円。
「DAIV S4-I7G60CB-B」の場合、Core i7-13700H、32GB DDR5メモリ、1TB SSD(PCIe 4.0)、GeForce RTX 4060 Laptop、14型フルHD液晶などを搭載し、価格は24万9,800円。
iiyamaからはUSB Type-C接続対応モニターも
そのほか、iiyamaブランドのProLiteシリーズからは、USB Type-C(DisplayPort Alt Modeおよび最大65W給電)に対応した23.8型液晶モニター「XUB2492HSN-B5」、および27の型「XUB2792QSN-B5」が登場。どちらも5月下旬の発売を予定しており、価格はそれぞれ2万8,930円、3万8,940円。
パネル解像度は前者がフルHD、後者がWQHD(2,560×1,440ドット)で、どちらもIPS液晶を採用した。映像入力としてUSB Type-Cポートのほか、HDMIとDisplayPortを用意。加えて、USBポートやGigabit Ethernetポートも装備しており、ドックとしての機能も備えている。
30周年を機に新たな取り組みもスタート
マウスコンピューターは、国内生産やBTOによるカスタマイズ、24時間365日の電話サポートなどを強みに、4つのPCブランドと1つのモニターブランドを展開。今年2023年には創業30周年を迎えた。これにあわせて、コーポレートスローガンを「期待を超えるパソコン!」へと変更するとともに、30周年記念コピーとして「新しいこと、マウスから。」を掲げ、新しいことへの挑戦を続け、実現していくという。
その第1弾として、4月11日以降発売のPC製品を対象に無償保証期間を1年から3年へと延長。近年の品質管理の取り組みによって実現した。さらに送料も無料とする。なお、ワークステーションやサーバー製品は対象外となる(DAIV FWは対象)。
また、同日以降発売のPCから製品名を刷新。命名ルールが主要スペックに基づくものとなり、選びやすさや検索しやすさの向上を図ったという。デスクトップの場合では、ブランド名に続き、セグメント(筐体形状)、マザーボードランク、CPU、CPUランク、GPU、GPUランクの項目に沿って製品名を付与する。ノートPCの場合はさらに、画面サイズ、本体カラー、世代(派生)の項目が加わる。
コメント