日本HP、最大56コアと4基のGPUを搭載できる超高性能ワークステーション

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Z8 Fury G5のプロトタイプ

 株式会社日本HPは、デスクトップおよびモバイルワークステーションの新製品を発表した。第4世代Xeonと最大4基のGPUが搭載できるフラグシップ「Z8 Fury G5」や、第13世代Core搭載となった14型モバイル「ZBook Firefly 14inch G10」など、複数の製品を投入する。

モバイル化やデータセンターへの集約が求められるワークステーション環境

パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 バリュービジネス部 部長の大橋秀樹氏

パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャーの柄津佑輔氏

パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャーの中山智之氏

 18日に開催された新製品発表会では、同社パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 バリュービジネス部 部長の大橋秀樹氏、プロダクトマネージャーの柄津佑輔氏、プロダクトマネージャーの中山智之氏が登壇し、製品説明などを行なった。

 コロナ禍を経て、設計や開発の分野でもハイブリッドワークの導入が拡大。建設業などの分野では、端末を現場に持ち出したいというニーズが以前からあったところにコロナ禍が後押しするかたちで、デスクトップからノートへ移行が進んだ。

 一方、製造業ではまだまだデスクトップのニーズが高いが、コロナ禍前からデータセンターへマシンを集約するリモートワークステーションの環境の構築も徐々に進んでおり、コロナ禍を経てそれがさらに促進。オフィスと在宅を組み合わせるなどし、密にならずに設計を続ける環境が整えられたという。

ハイブリッドワークでの設計開発はコロナ禍でより加速

 そういった流れの中、ハイブリッドワークにおいては、モバイル化、データセンターへの集約、データセンターへの設置を前提とした機能と性能の3つの要素がワークステーション製品に求められていると分析する。

 これを受け同社では、性能やサイズ、機能面などで分散するニーズに対し、応えられるようなモバイル製品のポートフォリオの拡充を図る。また、IT管理者の少ない組織でも対応できるような、簡単で高度な集中管理ができる環境やセキュリティを提供することで、データセンターへの集約を支援していく。

 さらに、データセンターにワークステーションを設置することを前提とした、超高性能マシンやラックマウントオプションの提供なども進めていくとした。

ハイブリッドワークにおいてワースステーションに求められる要素

今回発表の新製品群

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