この3月にイタリア旅行に行きました。卒倒しそうになるほどの円安、そして小麦粉の価格の高騰に行く前からヒヤヒヤ。こんなときに勝手に食べ放題をしてしまうとどうなるのか・・・。
ところが、お手頃レストランならお酒もデザートもおいしいラザニアもいただいて、意外にそこまで高くないお値段となりました。
ヴェニス・メトロ駅前レストランへ
イタリア旅行の前半にヴェネチアに行きました。
フィレンツェへ移動する3日目、電車に乗る前の昼食をどうしようかと思案していたところ、なにやら良さげなレストランを発見。
どうやらピザとパスタが食べられるお店。こんなに日本人が安心できる店名があるでしょうか。
Googleでこのお店を検索してみると、レビュー2248件で星4.6。「どんな名店!?」と面食らいましたが、イタリアのGoogleの飲食店の評価は平均点がむちゃくちゃ高いみたいです。近所のの店も軒並み星4.0以上でした。
とはいえ、高評価であることには変わりありません。ここで勝手に食べ放題をすることにしました。
卒倒しそうになるほどの円安
この時期、円がもう安くて安くてしょうがありませんでした。
5年前くらいのイタリア旅行ガイドを見ると、1ユーロ=120円くらいで計算していました。(落ち込むので、そのページをあまり見ないようにした)
さて、このレストラン、Googleによるとお手頃価格だそうですが一体どんなもんなんでしょうか。
日本のカジュアルなパスタレストランも平気でこれくらいするので、意外とそこまで高くはない。
そんでこのメニュー、ズラッと文章が並んでるから、ゆで加減とか具材の違いとかを細かく書いているのかなと思ったら、上からイタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で表記してるだけでした。ほぼ同じなの面白いです。
目ん玉飛び出るほど高くはないことを確認しひと安心。ホッとするとお腹が減ってくるものです、さあ食べましょう。
1品目:サンブーカをショットで
日本だと、お冷やを爆飲みして食前酒となす私ですが、ここはイタリア。お酒をいただいてみようと思います。
イタリア語のメニューを読む時、「ファンタとかコーヒーって書いてるから多分飲み物のことかな〜」くらいのノリで読み始め、あとで「bevandeって英語のbeverage(ベバレッジ:飲み物の意味)と似てるし語源おんなじなんかなー」と予想していくのが楽しいです。そのせいで注文が遅れます。
今まで高校英語で見当をつけてきましたが、お酒知識がなくて何が何やら。もう1番上のでええでしょう。
ハーブのすっきりした香りと、あまーい後味がくせになる飲み心地。いい感じのおくすり臭です。
コカ・コーラやDr.ペッパーがおいしく感じるように、おくすりみたいな味って時々ヒット出ますよね。
食前酒でグワ〜と胃が開いたような感覚が。