楽天証券は4月13日、投信積立を「楽天カード」のクレジット決済で積み立てた場合、代行手数料が年率0.40%未満の商品の「楽天ポイント」還元率を、従来の0.20%から0.50〜1.00%に引き上げると発表した。同変更は2023年6月の積立購入分から適用される。
今回の変更によって、ポイント還元率は楽天カードでは0.50%、「楽天ゴールドカード」では0.75%、「楽天プレミアムカード」では1.00%となる。なお、代行手数料が年率0.40%(税込)以上の商品は従来どおり還元率1%で変更はない。
ポイント還元率引き上げの背景には新NISA制度がある。2024年1月に始まる同制度では、投資枠が年間最大360万円に拡大され、毎月10万円までの投資信託を非課税枠を活用して積み立てられるようになる。
今回の還元率引き上げについて楽天証券は「新NISA制度のつみたて投資枠を全額キャッシュレスで積み立てながら、ポイントを最大限受け取ることが可能になる」とコメントしている。