がん闘病のダルビッシュ弟「文句言ってたって何も変わらない」 抗がん剤治療の苦しみ吐露も…兄の活躍に奮起

J-CASTニュース

   米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手の弟で、がん闘病中であることを公表しているダルビッシュ賢太さんが、2023年4月5日にツイッターを更新。兄の活躍を振り返りながら、治療への決意を新たにした。

   賢太さんは昨年に精巣がんであることを公表。今年2月にはみぞおちのリンパ節に転移していることを明かしており、23年4月月4日から抗がん剤治療の3クール目を開始している。


  • ダルビッシュ賢太さんのインスタグラム(darvishkenta)より


  • ダルビッシュ賢太さんのツイッター(darvishkenta)より

「与えられた場所で咲きなさいって事」

   賢太さんは、ダルビッシュ有投手が日本時間5日のダイヤモンドバックス戦で今シーズン初登板し、5回を投げて6四死球も1失点と粘投したことを知らせるツイートを紹介。「その日出来る事をとにかくやる」とつづった。

   続くツイートで賢太さんは、ベッドから撮影した自撮り写真を公開しつつ、「一日に何回するのか分からない熱と脈と血圧の検査を終えて毎日朝10時前後より薬の投与」と報告。「結局吐き気で眠れず二日目を迎えた」と、抗がん剤治療の副作用に苦しんでいることを明かした。

   そのうえで賢太さんは、「有も6四死球と制球に苦しみながらしっかり5回を93球投げて1失点」と兄の活躍に言及し、「与えられた場所で咲きなさいって事。文句言ってたって何も変わらない」と反応。「この身体を受け入れてどう在れるか」とつづっていた。

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