デヴィッド・ボウイさん公式SNS、坂本龍一さん追悼 「戦場のメリークリスマス」で共演…「どうか安らかに」

J-CASTニュース

   音楽家の坂本龍一さんが2023年3月28日に71歳で亡くなったことを受け、映画「戦場のメリークリスマス」で共演したイギリスの歌手、故デヴィッド・ボウイさんの公式SNSは4月3日に追悼文を発表した。


  • 「戦場のメリークリスマス」に出演したデヴィッド・ボウイさん(左端)と坂本龍一さん(右端)。中央左はヒックスリー俘虜長役のジャック・トンプソンさん、中央右は大島渚監督(写真:Gamma-Rapho/アフロ)


  • 坂本さんとボウイさんの2ショット写真(デヴィッド・ボウイさん公式ツイッターより)

ともに重要な役演じる

   1983年公開の「戦場のメリークリスマス」は、故・大島渚監督による太平洋戦争中の日本軍俘虜収容所を舞台にした作品。坂本さんは旧日本軍の陸軍大尉ヨノイ、ボウイさんは英国陸軍少佐のジャック・セリアズを演じ、作中の重要な役どころを担った。

   ボウイさんは16年に69歳で亡くなっている。坂本さんの訃報を受け、ボウイさんの公式ツイッター、公式インスタグラムでは「REST IN PEACE RYUICHI SAKAMOTO」(編訳:坂本龍一さん、どうか安らかにお眠りください)と追悼。さらに「”Here am I, a lifetime away from you…”」と、坂本さんが手がけた作品主題歌「メリー・クリスマス ミスターローレンス」に英歌手デヴィッド・シルヴィアンさんが歌詞をつけて歌った楽曲「禁じられた色彩」の一節を引用した。同楽曲は作品のサウンドトラックに収録されている。

   また、音楽家としての坂本さんの功績なども紹介。映画が公開された1983年に日本で撮られたボウイさんと坂本さんによるツーショット写真、映画のポスターも投稿している。

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