「サル」発言で立憲との政策協調は一時凍結へ…

アゴラ 言論プラットフォーム

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は憲法を巡って目まぐるしい一日でした。当然のことながら、昨日の立憲・小西ひろゆき議員の

「毎週憲法審査会を開くのはサル、蛮族」
「誰かに原稿を書いてもらっている」

発言については、批判が殺到。立憲民主党議員からも苦言を呈される有様でした。

小西洋之氏「サル」「蛮族」発言、党内外で波紋 本人はNHKに矛先…「あらゆる手段で報道姿勢の改善求めたい」「集団訴訟も検討」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e42061b107579cdf586a8b6fe47d331adede3d6

こうした相次ぐ批判を受けて、夕刻に小西ひろゆき議員は謝罪記者会見を開いたようですが、残念ながら謝罪というより釈明に近いものであると認識しています。

主義主張は自由でありますが、信頼関係もありますので、しかるべき対応があるまで立憲民主党との政策協調はいったんストップする旨を政調会長ラインと参院国対ラインでも正式に申し入れを致しました。

言うまでもなく憲法改正・憲法のあり方を巡っては議論するべき事項が山積しており、毎週議論しても時間が足りないくらいです。議論が弛緩しているとすれば、それは決めようとせずにダラダラやっているからです。

そこで日本維新の会は国民民主党・有志の会と連携して3党派で、緊急事態条項の一致点について正式に条文案を作成・発表いたしました。

“選挙困難な場合 国会議員任期を延長” 維新・国民など条文案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230330/k10014024321000.html

>日本維新の会の馬場代表は、記者会見で「多くの政党が合意できそうな項目に絞っており、憲法改正の発議に向けて半歩前に進めたのではないか。憲法審査会を動かすエンジンの役割を担いたい」と述べました。

>また、国民民主党の玉木代表は「着実に議論を積み重ねたものを成案に結び付けていく段階にきており、野党が党派を超えて成案に至ったのは画期的だ。さらに広い合意形成に努力していきたい」と述べました。

各代表がコメントしている通り、党派を超えて成案に至ったのは画期的なことです。手前味噌ながら、停滞してきた改憲議論を前に進めるエンジン・きっかけになるものと自負しています。

また3党派の協議・連携はこれで終了ではなく、なお残る憲法裁判所の設置等についても、今国会中を目処に条文化を目指すことで合意しました。

言うべきことは言いながら、雑音に惑わされることなく、建設的に憲法議論を前に進めてまいります。

それでは、また明日。

小西議員 立憲民主党HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年3月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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