「どう見てもストライク」伊藤大海6球目のボール判定物議 日本同点危機、解説も「取ってほしい」

J-CASTニュース

   2023年3月16日に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準々決勝のイタリア戦に9-3で勝利し、アメリカで行われる準決勝への進出を決めた日本代表。結果的には侍ジャパンの快勝に終わった試合だったが、SNS上の野球ファンの間では、あるシーンが議論になっている。

   5回に同点のピンチを招き降板した大谷翔平投手(エンゼルス)の後を継いだ伊藤大海投手(日本ハム)が投じた真ん中低めの球が「ボール判定」となったことに、「どう見てもストライクやろ」「あのボール判定は厳しい」と指摘が続出した。


  • 伊藤大海投手(写真:CTK Photo/アフロ)


  • MLB公式サイトの一球速報では、6球目はストライクゾーンを通過していたと伝えられた(MLB公式サイトより)

「低いと言えば低いのか」

   この日先発の大谷投手は4回まで5三振を奪い無失点と好投するも、5回に2つの死球を与えるなど調子を崩し、2死満塁から3番のドミニク・フレッチャーに2点タイムリーを打たれた。なおも2死一、三塁のピンチで大谷投手は降板。代わって伊藤投手がマウンドに上がった。

   4番のサリバン捕手を2ボール2ストライクと追い込んだ後の6球目、真ん中低めに153キロの直球を投じた。ストライクと思った観客は大歓声をあげたものの、主審の手は上がらず、歓声はどよめきに変わった。ベンチにいた大谷投手も一度は声を上げて喜びかけたが、その後一言二言、何か言葉を口にしながら、ガッカリした表情を見せた。

   試合を中継したAmazon Prime Videoで解説を務めた元日本代表の井端弘和氏も「ストライク取ってほしいですよね。低いと言えば低いのか、ストライクといったらストライクなのか、というところだと思うんですけど…」とコメントした。

   伊藤投手は次の7球目で打者をショートフライに打ち取り、一打同点のピンチを切り抜けた。しかし、6球目の「ボール判定」をめぐっては、SNS上の野球ファンから「どう見てもストライクやろ」「完全にストライクだったと思うんだが!!!!!!!」「あのボール判定は厳しい!!!」などの指摘が相次いだ。

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