Amazonが最大1Gbpsの衛星通信サービスを2024年にも提供開始することが明らかになった。
これは米Amazonが発表したもので、サービス名は「Kuiper」。Amazonが設計したベースバンドチップ「Prometheus」を採用したアンテナ機器は3サイズがラインアップされており、最も大きな19×30インチのモデルでは最大1Gbpsでの通信に対応するようだ。今のところ価格などの詳細は発表されていないが、標準サイズのアンテナは400ドル未満とされており、イーロン・マスク氏のSpaceXが提供する低価格衛星通信サービス「Starlink」の強力なライバルとなるのは明白。使用する衛星約3000基はこれから打ち上げるとのことで、サービスインは2024年暮れとまだまだ先だが、選択肢が増えることでよりサービスが向上し、価格が下がっていくことを期待したい。