産経新聞、Colabo巡る架空発言を掲載 仁藤夢乃代表の抗議受け謝罪「該当部分を削除した」

J-CASTニュース

   産経新聞は2023年3月16日、東京都が女性支援団体Colaboに活動の一部を当面休止するよう求めたとする記事を訂正し謝罪した。

   Colaboの仁藤夢乃代表が発言していない内容を掲載したとして、「該当部分を削除しました」としている。


  • 産経新聞社公式サイトより


  • 産経ニュース公式サイトより

「会見ではこうした発言がなかった」

   一般社団法人Colaboは、若年女性の居場所づくりのために開催している「バスカフェ」に妨害行為があったと抗議している。この件を巡り、業務を委託している東京都がColaboに、バスカフェを当面休止するよう求めたと報じられている。

   産経新聞は、仁藤代表が14日の記者会見で「月内に予定する次回のバスカフェを中止することを明らかにした」と、15日付の記事に掲載した。

   しかし仁藤代表は同日、「バスカフェ中止なんて言ってません」とツイッターで反論。同日夜までに該当箇所が訂正された。

   翌16日には、記事内に「おわびと訂正」を記載。「仁藤夢乃代表が記者会見で『月内に予定する次回のバスカフェを中止することを明らかにした』としていましたが、会見ではこうした発言がなかったため該当部分を削除しました」と説明し、「おわびして訂正します」と謝罪した。

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