Bing AIチャットがアスキーアートを生成するスキルを自ら身に付けたことが海外で話題になっている。
これはある海外ユーザーが、雹(ひょう)と霙(みぞれ)の見分け方をBingチャットに質問したところ、最初は文章で回答を返したのち、画像が必要かを逆質問。これに対してユーザーが写真を見せてほしいと要望したところ、なぜか写真ではなく、アスキーアートによる説明が表示されたというもの。要求を満たしうるクオリティではなかったようだが、文字で構成されたグラフィックは紛れもなくアスキーアートのそれで、回答を見る限りBingがこれらアスキーアートを写真であると本気で信じ込んでいる様子がうかがえて興味深い。MicrosoftのMikhail Parakhin氏はこのツイートに対し、意図的にアスキーアートの生成機能を組み込んだわけではなく、AIが自身で学習したものだと回答。将来的には実際の画像が表示される可能性も示唆している。