鈴木誠也WBCアウトなら…代わりは誰に? ライバル韓国も注目、「代替候補」予想報道も

J-CASTニュース

   大リーグのシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也外野手(28)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場が危ぶまれている。

   スポーツ紙などの報道によると、鈴木は2023年2月26日(現地25日)に左脇腹の張りを訴え、出場を予定していたサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦を欠場した。27日にMRI検査(磁気共鳴画像法)検査を受ける予定で、診断結果を待ってWBC出場の可否を決定する。


  • 鈴木誠也選手(写真:AP/アフロ)

「増えた体重が問題になったのだろうか」

   1次ラウンドで日本と同組のライバル韓国では鈴木の動向に注目が集まり、複数の地元メディアが特集記事を組んだ。

   地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、「増えた体重が問題になったのだろうか」と書き出し、鈴木がオープン戦を欠場した経緯を説明。今後に関しては、代表を辞退することになるかは分からないが代表合流が不透明になったとし、日本代表に緊張が走ったと伝えた。

   同メディアは鈴木が代表を辞退した場合の代替選手に言及。松本剛外野手(日本ハム)と塩見泰隆外野手(ヤクルト)の2人を代替候補に挙げ、その理由を説明した。

   日本代表の外野手は、鈴木以外は全て左打者であるため代替選手は右打者が候補になると指摘。松本に関しては昨季打率.347をマークしてパ・リーグの首位打者に輝いた実績を評価し、塩見は打率.276、16本塁打、54打点を記録しチームに大きく貢献したとした。

   地元メディア「東亜ドットコム」(WEB版)は、鈴木がWBCに出場できないという見通しが出ているとし、鈴木の空白は日本としては非常に痛いと伝えた。鈴木が代表を離脱すれば開幕を直前に控えて打線を再編成しなければならないとした。

   「NEWSIS」(WEB版)は、左脇腹に痛みを抱えた鈴木が代表に合流するかは未知数で「日本代表にとって大きな悪材料」となったと伝えた。

   スポーツ紙などの報道によると、栗山英樹監督(61)は鈴木の状態に関して再度確認することを明かし、「戦いの前に誠也にとって本当に大きなことになってなきゃいいなってことだけなので」などと語ったという。

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