昨年の夏に屋久島に行った私(中澤)。どれだけ行きにくくとも白谷雲水峡にはぜひ行ってみたいと思っていたわけだが、いざ、行ってみて困ったのは、そういった大きな目的地よりもATMの場所であった。知らない場所に行った時、困るのって普段の生活で何気なく使っているとこだったりする。
しかし、先日道の駅マニアに聞いた「道の駅の探し方」はそういう時にこそマジで便利だと思った。Googleで検索してる場合じゃねえ!
・道の駅マニアの探し方
その道の駅マニアとは、お笑い芸人にして道の駅YouTuberである「スーザン。(@bellyou24)」さん。道の駅は全国に散らばっているため、知らない場所に行くことは日常茶飯事であるという。そんな中、目的地に向かうついでにいくつかネタを拾っているのだとか。
私も取材で遠出した際、道すがらネタを拾うことはよくあるのだが、Googleで調べて旅程を組んでも思った以上に離れていたりでネタを拾いきれないことがある。この辺について効率の良いやり方があれば知りたい。
そこで道の駅をどう探しているのか聞いてみたところ、スーザンさんはずっと『ロケスマ』というアプリを使っているのだそうな。
・ロケスマとは
これは自分の現在地から近所の施設を検索できるナビゲーションアプリ。例えば、ご飯を気軽に済ませたい場合、フードの「牛丼/丼もの」を選択すると、マップ上に自分の位置と周辺の吉野家や松屋などの位置が表示される。
グルメだけだと『Retty』の方が詳細だったりするが、スーザンさんいわく、『ロケスマ』が良いのはATMやコインパーキングやコンビニも手軽に検索できることだという。確かに、ちょっと寄るだけなら、位置と営業時間だけ分かれば十分だからな。要するに、広く浅い情報を手軽に検索できるものなのである。
で、スーザンさんはこのアプリで道の駅で絞り込んで、近所に寄りつつ道順を決めているのだそうだ。道の駅まで登録されてるって凄い。
・方向音痴だとさらにありがたい点
事実、私もアプリをダウンロードしてみたのだが、一発で全部マップ上に表示されるため、どれが一番近所か分かりやすい。しかも、ピン表示なので広域にしても結構詳細な場所が分かる点が非常に見やすい。これは確かに道順を決めたり寄り道をするのに適している。
私はGoogleマップを見ながらでも道に迷うプロ方向音痴なので、このマップの見やすさは非常にありがたい。また、「ローカルチェーン」などGoogleマップでうまく絞り込めないような項目まであって取材でも活躍しそうだ。
・ライフハックアプリ
もちろん、「ガソリンスタンド」「携帯キャリア」「家電量販」「ファミレス」など、大半はちょっとした瞬間にパッと見られたら便利な項目。ゆえに、旅行で旅順を決められない場合はもちろん、隣町レベルの身近さでも活躍するに違いない。欲を言うなら「喫煙所」で絞り込めたらさらに便利そう。
とは言え、無料アプリ。もうそれだけでありがたいくらいには十分整っている。ちなみに、今iPhoneストレージを確認したところ67.1MBとめちゃめちゃ軽いから、とりあえずダウンロードしてみるのでもいいかもしれない。これぞライフハックアプリと言えるだろう。