ここは環状二号線予定地
東京をぐるっと一回りする道路である環七通りと環八通り。それぞれ「環状七号線」と「環状八号線」の意味なんだろうと思う。
今まで七と八については特に数字として意識することがなかった(「甚八」みたいに)。でもそれらがあるからには、一から六までの環状線もどこかにあるんだろう。
東京で車に乗る人にとっては有名な話なのかもしれない。が、気になって調べてみたら「ここがそうだったのか!」という発見があって面白かったので、紹介したいと思います。
※2007年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
環状一号線はあの場所の外周だった
環状一号線なんて本当にあるのか?というところからまずは調べてみた。なにかの都合で環七や環八だけが作られて、それ以外は計画中止になったのかもしれない。
が、東京都のページにあっさり答えが載っていた。「都市計画情報インターネット提供サービス」の地図情報によると、環一はずばり○○外周の道路のことだったのだ!
……、ごめんなさい。答えがあまりに予想どおりだと思われるので、くやしくてじらしちゃいました。以下、環状一号線を訪れたときの写真を掲載しますので、ああ、たぶんここなんだろうなあと思いながらご覧ください。答えは写真のすぐ下に書きます。
環一は皇居外周だった
すでにお分かりと思いますが、環状一号線というのは皇居外周のことだったのでした。
でも言われてみれば、確かにそうなんだろうと思う。環八、環七と次第に円が小さくなっていくのだから、東京の中心で一番小さな円といえば、皇居外周ということになるのだろう。
でもそれにしては、だれも皇居外周のことを「環一」なんて言ってない。悔しいのでぼくだけでもそう呼んであげたいと思う。こんどぼくが「環一沿いの神社が……」といったらそれは靖国神社のことです。