TBS「世界ふしぎ発見!」大幅リニューアルに驚き クイズ解答は合議制に、「ボッシュート」も廃止

J-CASTニュース

   長寿バラエティー番組「日立 世界ふしぎ発見!」(TBS系)の変化に驚きが広がっている。2023年1月14日の放送を見た視聴者から、出演者へ出されるクイズの形式が変わったといった声が相次いだのだ。

   1986年に放送が始まった同番組。世界各地の遺跡や風光明媚な土地にまつわるクイズをスタジオの解答者に出題し、解答者がポイントを競い合い、番組最後にはトップ賞を決めるというルールで長年放送が続いていたが…。


  • 番組に出演する黒柳徹子さん(2020年撮影)

「ボッシュート」が廃止に

   前回の放送となる12月17日までは、ロケのVTR中にクイズが出題されて解答者が自らの解答を自席のモニターに表記。それが終わると答えがディスプレイに表示され、全員の解答が明かされると正解VTRを見るというフォーマットだった。

   しかし、1月14日の放送ではその形式が大幅に変わっていた。

   ロケのVTR中に問題がクイズされるというところまでは前回の放送と同じだったものの、画面がスタジオに切り替わると、出演者たちは答えについてのディスカッションを開始した。

   この日は、パラオ共和国でロケを行ったカメラマンの渡部陽一さん(50)から同国に関するクイズが出題されたが、解答は前回の放送までのように個人で行うのではなく、出演者が相談し合って合議制で1つの答えを解答するという形になっていた。

   また、番組では前回の放送まではクイズに解答する際に「賭け金」の要領でベットする「ヒトシくん人形」と、より高得点が狙える「スーパーヒトシくん人形」が解答席に置かれ、正解の場合は得点が入るものの、間違えた場合はこれが没収される「ボッシュート」という流れがあった。

   しかし、1月14日の放送では「ひとしくん人形」と「スーパーひとしくん人形」こそ出演者の席に置かれていたものの、ボッシュートは行われず、これらの人形がベットされるシーンはなかった(なお、「ひとしくん人形」と「スーパーひとしくん人形」のルールについては番組開始後から変遷を重ねている)。

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