モーター内蔵により抵抗&アシスト加減を設定できる腹筋ローラー

GIZMODO

壁を上下させるだけでも鍛えられそう。

ポッコリお腹を凹ませたり、バキバキに割れた腹筋を目指してコロコロ転がす腹筋ローラーは、昔から車輪に突き刺した棒をグリップにしただけの超シンプル構造でした。

初心者は前に伸びきったあとに戻るのが難しく、反対に、余裕で往復できるほど熟練すると車輪が軽くて張り合いがなくなってしまいます。他の筋トレなら重さや抵抗を加減できますが、腹筋ローラーにはそうした機能はありませんでした。

腹筋ローラーがスマートになった

ですがついに、テクノロジーによって制御できる腹筋ローラー「ZeroWheel」が誕生。モーター内蔵かつスマートフォンとも連携ができ、アシスタンスモードなら軽い力で往復し、レジスタンスモードなら負荷がかかるようになります。

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Video: ZeroWheel/YouTube

MITで運動制御を専門にしている博士が、背中の問題を和らげるために発明した機構を応用したそうです。

腹筋だけじゃない

設定はグリップの回転で5段階が変更でき、スマホとスマートウォッチで回数など活動データの確認ができます。これまでエクササイズ系アプリで別途回数を記録していた人も、専用アプリできっちり管理が可能です。他のユーザーと競争することもできるそうなので、モチベーション維持に繋がりそう。

他にも、負荷をかけて壁や柱で上下させれば、ダンベル同様に上腕筋が、スクワットをすれば大腿筋や大殿筋が鍛えられます。もはや“腹筋”ローラーの域を超えていますね。

Image: ZeroWheel

「ZeroWheel」は現在、膝パッドがオマケで付いて499ドル(約6万4400円)予約ができるようになっています。発送は2023年秋なのでしばらく待ちますが、これで憧れの伊之助ボディーに近付けそうです。

Source: YouTube, ZeroWheel (1, 2) via NEW ATLAS, Twitter