今年2023年のコメダ福袋は、昨年と比べて大きな変化が2つある。1つは値上げ。500円アップしている件については、先の記事でお伝えした通りだ。
そしてもう1つは、メイングッズが “消え物” になったということ。5500円福袋はハンドクリームに、今回紹介する7500円福袋はボディソープになっているんだけど……いや、ロクシタンかよ!
・昨年のコメダ福袋と比較すると…
ちなみに、昨年2022年ではメイングッズは5000円タイプが「ノリタケの豆皿」で、7000円タイプが同じくノリタケの「マグカップ&プレート」。
ずっと長く使えるものが入っていたのに対して、今年は急に消耗品である。この変化に、正直なところ私は「スケールダウンした」と感じた。ずっと使えるモノの方が有り難い気がしたからね。でも、よくよく考えれば消耗品が悪いとは言い切れない。
いや、むしろ「今年のコメダ福袋は昨年より断然いい〜」となる人は結構いそうな気がするぞ。なにせ、今回紹介する7500円福袋に入っているボディソープ(400ml)の定価は3300円。
そう、消耗品とは言ってもそんじょそこらの消耗品ではない。“良い消耗品” なのだ。それこそ、ロクシタン福袋の中身よりモノは良い……と言えるかどうか分からないが、今年のコメダ福袋がロクシタン方向に近づいているのは間違いない。
ついでに、値上げによってスタバ福袋(7800円)にも近づいてしまったので、あろうことか今年のコメダ福袋(7500円)は、スタバとロクシタンという福袋界における二大台風の暴風域に位置することになった。
大丈夫か、コメダよ。あんな強力な台風の近くにいたら一瞬で吹き飛ばされるんじゃ……と思ってしまうが、心配ご無用。コメダの7500円福袋はそんなにヤワじゃない。
少なくとも、「元が取れる」という点では安心して見ていられる福袋である。ためしに、中身を見てみると……
コーヒーチケット(6枚)!
※綴り枚数は店によって異なる
スナックチケット4枚
ざっと計算したところ、ボディソープに加えてコーヒーチケットとスナックチケットが入っている時点で元は取れる。コメダは店舗によって価格が異なるのだが、3つだけで7500円以上の価値は余裕である。つまり、残りの商品は実質タダ。さすがコメダだ。
ただ、注意すべき点が2つほどある。これも先の記事で述べたように、コーヒーチケットは福袋の購入店舗でしか利用できないこと。
そしてもう1つが、ボディソープの香り等が好みに合うのか問題。いちおう表記的には「ヒノキ」の香りとあるのだが、どのくらい「ヒノキ」なのかはそれぞれの受け取り具合によるので何とも言えない。
参考までに、私の鼻によるジャッジをお伝えしておくと、「ボディソープに顔を近づけたときは柑橘類っぽい香りかと思ったけど、次第に “いい家具屋” にいるような気持ちになった」って感じだ。
まぁ、そんなにクセのある香りではないから幅広い層に受け入れられそうな気がするのだが……どうだろう。
それにしても、消え物をメインに据(す)えるってことは、香り等が好みに合うのかという問題がどうしても発生する。コメダとしてはそれを承知で福袋のラインナップを組んだのだろうから、なかなかにチャレンジングである。
最後になったが、そのラインナップを以下に書き出しておく。
【2023年コメダ珈琲店7500円福袋の中身】
・トートバッグ
・ボディソープ(400ml / ※メーカーは meet tree)
・スナックチケット4枚綴り(山食パン3枚入り / サンドイッチ / コメチキ / ミニシロノワール)
・ドリップコーヒー(5杯分)
・ココアパウダー
・コーヒーミックス(小豆小町)
・コーヒーチケット1冊
上を見て、「結構いいかも」となった人はお店へGOだ。店舗によって在庫が異なるので何とも言えないが、当然ながら早ければ早いほど福袋をゲットできる可能性も高まるぞ。
あと、近隣の店舗が売り切れだからって、遠くの店舗まで行って福袋をゲットしてもあまり意味がない。コーヒーチケットを利用できるのは購入店舗だけってことも忘れずに!