Androidスマートフォンといえば、Googleが管理し、各社メーカーに提供するプラットフォームだ。そんなAndroidにおけるリファレンスモデルと言えば、昔「Nexus」、今「Pixel」。最近ではGoogleもPixelのシェア拡大にかなり力を入れているようで、YouTubeなどの動画広告だけでなく、テレビCMもかなり頻繁に流すようになっており、同社が自社のブランド強化に対してかなり力を入れている様子が伺える。
そんな「Pixel」シリーズのCMを見ていて、常々興味深かったのが「消しゴムマジック」だ。Pixelスマートフォン単体で写真の中から人物だけをうまく切り出して、なかったことにできるように簡単に加工できる機能だ。「簡単に」というところがポイントで、CMなどではシンプルな操作のみで一連の作業が完結しており、これを試してみたく今回購入したのが、10月発売の最新モデル「Pixel 7」だ。
容量256GBモデルを購入して早速試した「消しゴムマジック」だが、これが驚くほど簡潔、かつ明確に人を認識し、絶妙な挙動で人の姿をなかったことにしてくれる。加工後の背景もその場を知らなければ気にならないくらいの絶妙な加工が施されており、その性能の高さを再認識させてくれた。さすがはGoogle独自CPU「Tensor G2」だな。このCPU、パフォーマンスの点から言うとゲーミングスマホや他社ハイエンドモデルと比べてやや劣るが、こうした独自機能をスムーズに使えるように設計されているとのことで、ぞの性能の一端を実感できた。
購入したもう1つの理由は価格だ。筆者の購入した「Pixel 7」の256GBモデルは定価ベースでも9万7,900円となっており、他社製のスマートフォンと比べてもかなり割安な定価が設定されている印象だ。これに加えて10月の段階では手持ちのスマートフォンを下取りすることで、かなりの割引が適用されるという情報もあり、これが筆者のコスパ魂に火をつけた。ほかにも割引クーポンやGoogleストアクレジットのボーナスなどもあり、かなり割安に購入できたのだ。
なお、下取りについては申請時の条件と噛み合わない場合は査定額が変更される場合があるが、筆者の場合は問題なく満額で下取りが成立した。
参考までに筆者の購入事例を提示すると、「Pixel 7」256GBモデルの本体価格は定価が9万7,900円、ここから事前登録の10%オフクーポンによる割引きで8万8,110円、手元にあった中では最新のAndroid端末「Xperia 1」の下取り査定額が2万4,200円のため、これで6万3,910円、さらにさらにGoogle関連アイテムを扱うGoogleストアでのみ利用できるストアクレジットが1万5,000円分もらえるので、これも考慮した場合は4万8,910円となり、実質約半額でGoogle Pixelスマートフォン最新モデルが入手できた計算となる。
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