どこの億万長者が買うのかな?
スーパーカーを超越したハイパーカーを作る、イタリアの自動車メーカーBUGATTI(ブガッティ)。去る8月末に、世界限定99台の究極のロードスター「BUGATTI W16 MISTRAL」を発表しましたが、今度はその「ミストラル」にインスパイアされた、子ども用のクルマ「BUGATTI BABY II CARBON EDITION」が誕生しました。
「ミストラル」版の「タイプ35」
共同制作をしたのは、2019年にブガッティ110周年記念で子ども用「タイプ35」を作ったThe Little Car Company。「BABY II」は見た目が「タイプ35」のままですが、あらゆるパーツがカーボンファイバー製で、ヘッドライトは「ミストラル」同様LEDが水平に埋め込まれ、サイドにフランス国旗が手描きされています。インパネにはシャーシ番号とモデル名が刻まれており、1台1台が特別な存在です。
約7億円で「MISTRAL」を買った人限定
実は身長190cmまでの大人も乗れるサイズで、最高時速68kmで走るとのこと。公道使用は不可なので、豪邸の広い庭で乗り回すしかないんですけどね。
気になるお値段は超セレブ価格の8万ユーロ(約1130万円)。ただし500万ユーロ(約6億9800万円)の「BUGATTI W16 MISTRAL」を買った人だけに追加購入する権利が与えられます。つまり「BABY II」も購入者数によりMAX99台しか作られないということに…。
このハードルの高さは、石油王クラスの人しか入手できなさそうですね。せめてどこかに展示でもされるなら、一度拝みに行ってみたいものです。
Source: BUGATTI, facebook, The Little Car Company via NEW ATLAS
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