コンビニおにぎりの、海苔をパリパリのままに保てるように工夫されたパッケージの名前を「パリッコフィルム」と言うそうです。
それが自作のお弁当にも使える、家庭用の商品を見つけました。試しに使ってみましょう。
まさかの同い年
そのパッケージの名前が「パリッコフィルム」であることは、ずいぶん前から知っていました。
しかし今回、あらためて調べてみて驚きましたね。フィルムを考案したのは、「セブンイレブン」でおなじみの「セブン&アイ」で、誕生したのは1978年。なんと、僕が生まれた年じゃないですか! なんだか運命を感じてしまうな。
こちらのページにその記載がありました。
で、その家庭用タイプのものもいくつか商品かされているようで、僕がスーパーで見つけたのがこちら。
あくまで商品名ではなく、キャッチフレーズにではありますが、書いてあります。「パリッコ」と。
パリッコづくしおにぎりを作ろう
そこで思いついたんですが、今、家にちょうどこんなものがあるんですよね。
和歌山県では有名な、北畑海苔店の「パリッ子」という味つけ海苔。
さっきのフィルムとこれでおにぎりを作れば、パリッコ×2じゃないですか。
となると、具はやっぱりあれしかないよな〜。
きゅうりのお漬物、しんしんの「パリッコ」。
ちなみに、これがある日実家の台所にあり、なんとなく響きがいいからという理由だけで自分の芸名につけてから、もう25年くらいの付き合いになります。その間、何度名前の由来を聞かれたことか……。
はい、これでパリッコ×3になった。じゃあ作っていきますか〜。
そこに縦長に海苔を配置するようですが、味つけ海苔なのでサイズが小さい。
なので、慎重に海苔を並べていって、
のですが、2枚目を入れると1枚目がずれ、3枚目を入れると2枚目がずれ、それに連動して1枚目がずれ、と、かなり苦労しました。みなさまにおかれましては、普通の全形海苔を1/2サイズに切ったものを使うことをおすすめします。
ここからが難しかったらどうしようと思ってたんですが、指示通り下側のフィルムを上に折りたたみ、最後に付属のシールでとめたら、不器用な僕でもあっという間にできてしまいました。
ちなみに、試しに全形の1/2サイズの海苔でも作ってみたところ、当然ながら、
公園でおにぎりランチ
さて、作ったおにぎりを持って公園にやってきました。
肝心のおにぎりの状態はどうだ。実は午前中に作って、昼に食べようと思っていたつもりが、仕事が思ったより長引いてしまい、現在、早めの夕方くらい。が、パリッコフィルムの力を試すためには、そのくらい時間が経っているほうが、むしろ都合が良かったかな。
開きかたはもう、いつものコンビニおにぎりと一緒。
両サイドのフィルムを引き抜くだけです。
さすがに味つけ海苔なので、全体をきれいに海苔がぐるっと、というわけにはいきませんが、パリパリさは健在!
はい。というわけで、申し遅れましたがわたくし、ライターのパリッコと申します。
そして、今年僕がデイリーポータルZに書かせてもらう個人記事は、これで最後となります。
ありがたいことに、2022年もたくさんの記事を書かせてもらい、そしてそれを驚くほどたくさんの方に読んでいただき、ただ感謝。ありがとうございます。よろしければ2023年も引き続き、お付き合いいだければ幸いです。
それではみなさま、ひと足早めではありますが、良いお年を〜!