低温調理器は、肉や魚を100度未満のお湯で一定時間加熱することで、焼く場合とも煮る場合とも異なる絶妙な火加減の料理を楽しめる調理器具です。そんな低温調理器の中でも、アイリスオーヤマが展開している低温調理器「スリム低温調理器(LTC-02-T)」は1万円を切る低価格で購入可能というコスパの良さが光っていたので、実際に使って低温調理ローストビーフを作ってみました。
スリム低温調理器 LTC-02-T カカオブラウン H518855 │アイリスプラザ│アイリスオーヤマ公式通販サイト
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H518855
◆開封の儀
スリム低温調理器は、こんな感じの箱に入っています。
中身をズルッと引き出します。
箱の中にはスリム低温調理器本体と説明書が入っていました。スリム低温調理器は「カカオブラウン」「カシスレッド」「ホワイト」の3色展開で、今回使うスリム低温調理器はカカオブラウンです。
手に持ってみるとこんな感じ。正面にはアイリスオーヤマのロゴが記されています。
先端部分は、加熱用の部品がチラリと見えています。
スリム低温調理器は、こんな感じにガパッと開き、鍋と固定できるようになっています。
鍋に取り付けてみるとこんな感じ。
◆低温調理ローストビーフを作ってみた
低温調理メニューの定番、ローストビーフを作ってみます。まずは牛モモ肉と塩、コショウ、ニンニクを用意。
牛肉に塩、コショウ、ニンニクをすり込みます。
下味を付けた牛肉を、密封できる袋に入れます。この時、なるべく空気を抜くのが重要です。
牛肉の準備ができたら、鍋に水を入れてスリム低温調理器をセットします。
余熱開始。今回は、説明書に記載されていたローストビーフの作り方に従って、57度・3時間に設定しました。
スタートボタンを押すと、水がかき混ぜられます。水をかき混ぜながら加熱することで、鍋の中全体を設定温度に保ち、食材を狙った温度で加熱できるというわけです。
予熱が完了したら、袋に入れた牛肉を投入。このままアラームが鳴るまで放置します。
3時間経過しました。牛肉の表面は白っぽくなっています。
牛肉は、袋から取り出してフライパンで焼き目を付け、焼き目を付けたら粗熱をとっておきます。
牛肉を冷ましている間に、ソースを作ります。まずはタマネギをみじん切りにして炒めます。
袋に残った牛肉の煮汁を投入。
しょうゆと、レシピでは赤ワインとなっていましたが手元になかったのでケチャップを加えて、煮詰めたらソースの完成です。
粗熱のとれた牛肉を切ってみました。内部は赤色で、料理店で出てくるローストビーフのような見た目に仕上がっています。
ソースと一緒に食べてみました。肉は非常に柔らかく、口の中でサッと消えてなくなってしまう感じ。肉がなくなった後に、口の中に肉のうま味がぶわ~っと広がります。フライパンでローストビーフを作る際は火加減や蒸らし時間に気を配る必要がありますが、スリム低温調理器を使えばボタンを押して待つだけで絶妙な加熱具合のローストビーフを楽しめました。スリム低温調理器を使えば通常の加熱とはひと味違った料理を作れるので料理好きにはかなりオススメ。また、「ボタンを押して待つだけで絶妙な火加減に仕上がる」という大きなメリットがあるため、料理初心者でも簡単に使いこなせる調理器具と言えます。
スリム低温調理器は、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込9664円で入手できます。
Amazon | アイリスオーヤマ スリム 低温調理器 LTC-02-T カカオブラウン | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) | ホーム&キッチン
この記事のタイトルとURLをコピーする