BIGLOBEをかたるフィッシングの報告を受けているとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。誘導先のフィッシングサイトは11月28日16時時点で稼働中であるため、引き続き注意が必要だ。
フィッシングメールの件名は「【BIGLOBE】2022年11月ご請求のご案内」が確認されているが、ほかの件名が使われている可能性もある。
メール本文は以下の文面が確認されており、「現在のお支払い情報をご確認」するためとして、リンク先へのアクセスを促している。
[BIGLOBE]2022年11月ご請求のご案内
平素はBIGLOBEをご利用いただき、誠にありがとうございます。
支払失敗により
失効を回避するため、以下URLより現在のお支払い情報をご確認のうえ、
更新をお願いします。(フィッシング対策協議会の緊急情報より一部抜粋 原文ママ)
誘導先のフィッシングサイトはBIGLOBEのウェブサイトのログインページを装っており、BIGLOBE IDあるいはau IDでのログインを求められる。
誘導先のフィッシングサイトのURLは、以下のものが確認されている。これ以外のドメイン名やURLが使われる可能性もあり、注意が必要だ。
https://wms-sso-biglobe.●●●●.com/
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトは本物の画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難だと指摘。その上で、日ごろからサービスへログインする際は、メールやSMS内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザーのブックマークなどからアクセスするよう促している。