オートバイ用ヘルメットメーカーの株式会社SHOEIは、HUD搭載ヘルメット「OPTICSON」(オプティクソン)を12月17日に発売する。実売価格は13万7,500円。カラーはルミナスホワイトとマットブラックの2種類、サイズはM(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)の3種類をそれぞれ用意。公式ショールーム「SHOEI Gallery」で試験的に限定販売するとしている。
ヘルメット内に右目用のコンバイナを搭載したオートバイ用ヘルメット。コンバイナにはHUD用モジュールから目的地までの残距離やレールガイダンスなどの情報を表示できる。具体的には、目的地到達推定時間、経由地到着時刻、交差点名称、次の案内通知、目的地残距離、経由地残距離、電話発着信、時計の8種類。表示輝度は5段階で調節が可能。
なお本機の使用にあたっては、株式会社ナビタイムのバイク向けナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター」の「プレミアムプラス」コース(月額800円または年額8,000円、1カ月間の試用期間あり)に別途加入する必要がある。
ヘルメット内部にはスピーカーとマイクを備えており、HUD映像に加えて音声でもナビゲーション情報が得られる。また左側面下部には電源や音量調整、通話操作などが行なえるスイッチモジュールを備えている。バッテリは別売りで1万1,000円。一般的なリチウムイオンバッテリよりも発火の危険性が低いというリン酸鉄リチウムイオンバッテリを採用する。バッテリ本体とコネクタ部には防水加工を施した。
ガラス繊維と有機繊維からなる複合積層構造AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)のシェルを採用。シールドには防曇シートを貼り付けている。
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