「猫は液体である」とは、SNSなどで有名な学説風ジョークだ。もっとも、それを研究した人もおり、フランスの物理学者であるマーク=アントワーヌ・ファルダン氏は、「猫は固体であると同時に液体である」と結論付けた論文で、2017年にイグノーベル賞を受賞している。
猫のやわらかい身のこなしや、狭いすき間や箱などに好んで入り込み、ピッタリと収まっている様子を見ると、確かに、猫は液体に違いないと納得させられてしまう。
そんな猫の様子を集めた「ねこは液体」という写真集が、河出書房新社から12月6日に発売される。
全80ページで、定価は1430円。「あんもにゃいと【円形および半球体対応渦巻形状】」「にゃぷんたぷん【表面張力による横溢形状】」など、タイプ別に液体ねこを分類しているという。
ちなみに、Amazon.co.jpによると、青月社からも同タイトルの「ねこは液体」という書籍が、12月20日に発売予定となっている。全128ページで、定価1430円。
青月社では9月〜10月に「写真集『ねこは液体』フォトコンテスト」を実施しており、これに投稿された写真を集めた内容のようだ。同社のウェブサイトには、まだ書籍の詳しい情報は公開されていない。