位置情報ビッグデータによる人流データ分析サービスを提供するクロスロケーションズ株式会社が、東京・大阪の人気ハロウィーンスポット2地点における10月28日~30日の人流データを分析し、2021年およびコロナ禍前の2019年と比較した結果などを発表した。
それによると、3年ぶりに自粛要請のないハロウィーンで各地とも人流が大幅に増加したという。東京の渋谷スクランブル交差点では、人流が2021年から49%増加、2019年からは4%増加。大阪・なんば戎橋では、2021年から115%増加、2019年からは43%増加していた。
渋谷スクランブル交差点周辺の3日間の延べ来訪者数は推計56万7577人で、1日平均では18万9192人。性別は男性が50.4%、女性が49.6%と半々。年代別では20代が最も多く、22.6%を占めている。
また、10月29日に渋谷スクランブル交差点周辺の来訪数が最も多かった時間帯は17時だった。コロナ禍前の2019年の10月26日に最も来訪数が多かった時間帯と比べて17%増加しているという。
クロスロケーションズは、位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine」、その機能を使ったクラウドデータプラットフォーム「Location AI Platform」、オンライン登録で人流データ分析が可能なクラウドサービス「人流アナリティクス」などを提供している。