驚きしかない。何のことって、今回の主役『富良野 韃靼そば』である。まず私、「韃靼」が読めなかった。調べてみると「タッタン」と読むとのこと。さらにWikipediaで調べてみると「ダッタンソバ」のページがあり、なんとそこには……
「『ダッタン』は漢字で『韃靼』と書き、モンゴルに住む遊牧民族の古い呼び名のひとつであるタタール人のことである。ダッタンソバの食品名は、彼らが好んだことにちなんで名づけられたとされる。」
──と!
他にもダッタンソバのWikipediaには驚きの事実が連続なのであるが、中でもビックリしたのは「ダッタンソバブーム」なる項目。そんなブームあったのかよ! とにかくこの蕎麦、ただものではなさそうだ。それでは……
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
4〜5分ゆでて……
って、すんげえ色になってるよ!!
ともかく完成。
して、そのお味は──
まず驚いたのはその食感。口に運んでみると……かたい!? いや、コシ? ともかく弾力がすさまじい! モッチモチといいうか、いままで体験したことのない弾力。これはぜひとも体験してほしい。ビックリするぞ!
そして美味い。かなりと美味い。「家そば」か「店そば」かなら、圧倒的に店! それも、かなりクセのある店だ。とにかく驚きの蕎麦である。
すごいな、ダッタンソバ。勉強になった。この価格で勉強になるなら安いものだ。いいもの食べた感ある……というか、良い経験をした感がある。なお、食べるなら「冷」でいただきたい。とにかく衝撃。一食の価値あり。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24