文句なし! これは買い!!【家そば放浪記】第76束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、ニップン(信州戸隠そば)『上野藪そば監修 藪そば』税込354円(1人前177円)

ロケットニュース24

ちょっと仕入れ先(スーパー)を変えてみるか〜と私が向かったのは、ちょっと意識高めのスーパー『ザ・ガーデン自由が丘』だ。どれどれ……と乾麺コーナーに行ってみると、あるよ、ある、新作のお蕎麦がありまくるーっ!!

嬉しさのあまり叫びたい気持ちをおさえながら、まず私が手に取ったのは『上野藪そば監修 藪そば』なる商品。「上野藪そば」といえば、今から130年も前の明治25年に創業した老舗中の老舗。あの有名店が監修となれば……!!

それはさておき、気になるのは “誰が作ったのか?” ということである。販売者は「株式会社ニップン」であるが、肝心の製造者がパケ裏には書かれていない。

しかし、こんな時は落ち着いて、パケ裏に書いてある「製造所固有記号 +01」を消費者庁の製造所固有記号検索サイトに打ち込めば……

長野県の「信州戸隠そば株式会社」でビンゴらしい。信州戸隠そば株式会社といえば、かつてランキング3位を奪取した『信州本十割そば』を作った実力メーカー。それなのに、一体なぜ会社名を隠すのか謎であるが……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約4分ゆでて……


ハイ完成。


して、そのお味は──


これ、そうとううまいね……(ニヤリ)。思わず顔がニヤケてしまうほど美味い。かなりクオリティ高いぞこれ。まず香り良し。当然、味も良しなのだが、楽しいのは口触り。それもそのはず、「乱切り刃で仕上げ、麺の太さがふぞろいに……」と! これはすごいぞ。一食の価値あり。

ちなみに、主な原材料は「そば粉」なのだが、単なるそば粉ではなく「石臼挽きそば粉」を86%も使用していると。だから香りが強く感じるのか? ともかく、うまい。老舗有名店が監修しているだけのことはある。

「家そば」か「外そば」かの問いは、はっきり言って愚問。外にきまってる! なぜだろう。ふしぎとこの蕎麦には、天ぷらをあわせたくなる。冷たい蕎麦と天ぷらのセット「天せいろ」なんて最高なのでは。

もしもこの蕎麦に出会ったら、スーパーの惣菜コーナーでも良いので、天ぷらもセットで買っておくと大吉だ。文句なし! これは買い!!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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