新シリーズ誕生。第12世代Core搭載の12.4型モバイル「レッツノートSR」

PC Watch

レッツノートSR

 パナソニックは、モバイルワーク向けの12.4型モバイルノート「レッツノートSR」を11月11日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 コロナ禍により人々が働く場所に大きな変化が生まれ、オフィスや自宅のみならず、外出先でも働く機会が増え、モバイルニーズが高まる中に生まれた1台。14型「FV」シリーズの多機能/高性能、「SV」シリーズの軽量/長時間駆動、そして「QV」シリーズのコンパクト/薄型という3機種の特徴を持ち合わせた。

 CPUには第12世代Coreを採用し、独自のMaxperformer技術により性能を最大化。最軽量モデルは約859gという軽量性を実現し、従来からACアダプタも小型化するなどモバイル性を高めた。その一方で標準バッテリで16時間(標準バッテリ利用時。軽量バッテリは約9.5時間)の駆動を達成できるとしている。

 液晶はアスペクト比3:2の12.4型を採用し、16:9のモデルと比較して縦に約2cm広い画面を実現。左右約5.6mmの狭額縁を採用することで、約273.2×208.9mm(幅×奥行き)というA4未満のサイズを実現した。

レッツノートSR(カームグレー)

カームグレイ

ブラック

 個人向け店頭モデルのCPUはCore i7-1260P(12コア)またはCore i5-1235U(10コア)で、第11世代Core搭載の「SV1」などから性能が約1.1倍となった。独自のMaxperformer技術により、最大クロックが標準より長く持続し、持続しなくなった際にパワーを細かく制御することで省電力化を図る独自のチューニングが図られているほか、SV1と比較して風量を約10%向上させた新設計の冷却ファン、ヒートパイプの上を通る排気設計などを採用し、冷却性を向上させた。

 デザイン面では、モバイル機器としての存在感を弱め、働く人を主役にするテーマに刷新。筐体色はギラギラしたシルバーから、トーンを抑えたシルバーとなったほか、液晶のベゼルも黒となり、カメラやセンサー、緩衝ゴムの消し込みを行なった。キーボードもブラックとなったほか、円形のホイールパッドは直径43mmから直径64mmに大型化、ベゼルの鏡面仕上げも廃止してマット仕上げとなった。

 キーボードは、指の引っ掛かりを抑えて誤入力を低減するリーフ型キーを採用するほか、キーストローク2mm、キーピッチ19mmを確保。また、インターフェイスとしてGigabit EthernetやミニD-Sub15ピンも用意する。

 機能面では、カメラ内蔵のAIセンサーにより、離席時に自動で画面をロック、着席時に自動でスリープ解除してWindows Helloでログイン、自分以外の顔が映り込んだ際に覗き見を注意する機能などを備える。

 シリーズを通して特徴的なボンネット天板は最大100kgfの加圧に耐えられる性能を維持しつつ、内部に補強リブを設けたことで天板の凹凸の段差を最小限に抑えてスリム化を実現。また、着脱式バッテリを備え、ユーザー自身が交換可能となっている。

 さらに、使用状況をモニタリングし、アプリのリソース使用状況を監視したり、SSD寿命を通知したりする「PC快適ナビ」はV2.3にアップデートされ、新たにUSB機器の消費電力の割合や、取り外した際の延長駆動時間を表示できるようになった。

 なお、法人やWeb直販パナソニックストアのモデルでは、「バッテリーライフサイクルNAVI」に対応し、満充電容量低下を検知し、パナソニックにそのデータを送信することですぐにバッテリ交換の申込みが可能になる仕組みに対応する。

 店頭モデルは4モデルが用意される。最上位の「CF-SR3HFPCR」は、CPUにCore i7-1260P、、タッチパネル、LTE(eSIM対応)、Office Home & Business 2021、標準バッテリを搭載し、実売予想価格は42万1,000円前後の見込み。重量は約1,049g。

 「CF-SR3HDNCR」は上記からタッチパネルとLTEを省き、実売予想価格は37万4,000円前後の見込み。重量は約949g。

 「CF-SR3GDMCR」は、CPUにCore i5-1235U、Office Home & Business 2021を搭載し、実売予想価格は32万8,000円前後の見込み。重量は約939g。

 「CF-SR3GDTCR」はCF-SR3GDMCRからOfficeを省き、付属のバッテリパックを軽量に変更して、4年間保証を添付(要申込み)。実売予想価格は29万5,000円前後の見込み。重量は約859g。

タッチパネル対応モデル

 4モデル共通で、メモリ16GB、ストレージに512GB PCIe SSD、1,920×1,280ドット表示対応12.4型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Proを備える。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×3、SDカードスロット、HDMI出力、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、顔認証対応Webカメラ、指紋センサーなどを備える。

Web直販モデルでは最強も選べる。キャンペーンも多数展開

 Web直販モデルでは、最大32GBまでのメモリや最大2TBまでのSSD、5G対応モジュール、天板色/ホイールパッドリング色(全5色)から選択できる。価格は30万300円から。最軽量構成は約884gから。Web直販限定キャンペーンとして、SRシリーズ購入先着300名にインナーバッグをプレゼントするほか、抽選で20名にインナーバッグSEAL製リュックをプレゼントする。また、直販モデルでは大容量と軽量のバッテリ2種類が付属する。

カームグレー×ブリックレッド

カームグレー×ディープネイビー

ブラック×フォリッジグリーン

 また、14型のFVシリーズの(Web直販)20周年記念モデルも用意。こちらはCore i7-1280Pを搭載するほか、最大32GBのメモリや最大2TBのストレージが選択可能。購入者には先着100名にインナーバッグとSEAL製リュックをプレゼントする。

FV専用リュックとインナーケース

 このほか、「Goodwill Ambassador認定試験」の合格者先着200名には合格証ピンバッジをプレゼントし、合格者全員にイベントの特別セールに優先で案内する権利を付与。さらに、FV/SRシリーズ購入後のアンケート回答で、参加者全員に5,000円オフクーポンを配布する。

Source

コメント

タイトルとURLをコピーしました