【100万円の古民家】第8話:栗が落ちていたので拾って処理して会社で調理して食べてみた! 話題の「冷凍して熱湯」も試してみた結果…

ロケットニュース24

認めたくはないが、もう秋のようだ。なぜなら、ついこの間までミンミンとセミが泣いていた100万円の古民家周辺だが、今ではシーンと静まり返り、川のせせらぎの音と、「ボトッ、ボトッ」と何かが落ちる音。


そう、栗が落ちてくるのである。


トゲトゲのイガ栗が上から落ちてくるのである。すると、相棒のYoshioがひとこと。「これ、うまいのかなぁ?」と。お、栗ネタ? 面白いねぇ。そんじゃ、リクエストにお答えして拾ってみましょうか……

_人人人人人_
> 痛え! <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

当たり前のことなのかもしれないが、素手でイガ栗をつかもうとしないように。めちゃんこ痛いぞ! しかし、どうしても栗を手に入れたかったので、


頭に巻いていたタオルを外し、慎重に慎重にイガ栗のトゲをつまむように持ち上げ、タオルでくるんで……と栗拾いをした結果、


なんか髪の毛がすごいことになっていた。

それはさておき、こちらの栗。本当は栗拾いをするときに、靴で踏んづけてグイグイやれば中身だけとれる……らしい。知っておけば、あんなに痛い思いをしないで済んだのに──。


ともあれ、帰宅してから玄関に広げ、


靴でグイグイ踏んづけてみると……


見事な栗が!


で、ここまでの経緯をインスタにアップすると、何人かのフォロワーさんより、「半日ほど水に浸してから冷凍し、熱湯につけると皮がむけやすくなる」との情報が寄せられたので、


水につけて半日おいて


冷凍庫に入れて、


3日ほど寝かしてから、


冷凍庫から取り出して、


熱湯で5分ほど温めて


尻に包丁を入れたら……


ツルンッ!♪


……とはならなかった。鬼皮は剥けるのだが、渋皮がくっついた状態だ。何がいけなかったのだろう。う〜む……。


仕方ないので、ひとつひとつ、渋皮を爪でカリカリしながら剥くことに。栗って、こんなにも面倒くさいものだったのか。ふだん何気なく栗を食べてきたけど、今度から感謝しながら食べることにしよう。


そんなことを考えながらムキムキすること20分──


\(^o^)/ やっと終わった! \(^o^)/


この栗をYoshioに食わせよう。どんな料理にしようかな……としばし考えた結果、「栗ごはん」を作ることに決定。それも、キャンプ道具「メスティン」で作ってみよう。

しかし、気になるのは、栗の硬さ。栗ごはんを作って、炊いて、「カテェ!」となったら嫌なので、


念のため5分ほど茹でて柔らかくしておくことにした。


〜そして翌日〜


メスティンなど料理道具一式を会社に持参した私は、


会社のデスクで栗ごはんを炊飯し始めた。


はやくできないかな〜


固形燃料が燃え尽きたので、


タオルで包んで10分ほど蒸らしたら……


\(^o^)/完成!\(^o^)/


で、これを……


Yoshioに……



どお?


羽鳥さん、これ、うまいよ!


<完>


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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