Googleが正式発表した新製品まとめ「Pixel 7」や「Pixel Watch」の価格が円安でヤバい…!

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Googleは10月6日、新製品発表イベント「Made by Google ’22」を開催しました。このイベントではPixel 7シリーズを始め、3つの新製品がお披露目されています。

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*Category:テクノロジー Technology|*Source:Made By Google ,Google Store

Googleが「Pixel 7」「Pixel Watch」など3製品を発表

イベントでは、以前から予測されていたPixel 7シリーズとPixel Watchに加え、Pixelシリーズでは久々のタブレット端末も発表されました。

◇ 【1】Pixel 7/Pixel 7 Pro

Pixel 7シリーズは前モデルからデザインが調整され、カメラバーの部分がフレームと一体化したデザインとなりました。カラーは各モデルに3種類づつ登場しています。

ディスプレイは有機ELで、Pixel 7が最大90Hz、Pixel 7 Proが120Hzのリフレッシュレートに対応。サイズはそれぞれ6.3インチと6.7インチで、Proモデルは側面が湾曲したエッジディスプレイです。

チップセットにはTensor G2を搭載。セキュリティコプロセッサのTitan M2を搭載しており、性能も前回のチップから向上しています。また、ディスプレイ内指紋センサーと合わせて、ソフトウェアベースのFace Unlockも利用可能です。

Pixel 7はスペック上のカメラ性能は変わりませんが、主にソフトウェア面が大きく進化しました。動画撮影では「シネマティックブラー」をサポートし、10ビットHDRビデオのサポートが追加また、前面カメラは10.8MPの新センサーに刷新されています。

Pixel 7 Proはこれに加え、光学5倍ズームの望遠カメラを搭載。電子式および光学式の手ブレ補正を搭載し、最大30倍のズームが可能です。また、レーザー検出式オートフォーカス(LDAF)が3つのレンズすべてに搭載されました。

カメラアプリには、マジックイレイサーやフェイスアンブラー、リアルトーンなど、昨年との同様の機能が多数搭載されています。また、新たに Proモデルはマクロフォーカスに対応し、被写体に近づいてディテールを撮影できるようになりました。

価格はPixel 7が82,500円、Pixel 7 Proが124,300円(いずれも税込み)から。円安の影響を受けて昨年モデルよりも値上がりしましたが、それでも1円=約136円の良心的なレートです。

◇ 【2】Pixel Watch

Pixel Watchはドーム型の円形デザインを特徴とし、サイズは幅41mm、厚さ12.3mmとなっています。3時の位置には、回転して押すことができる竜頭があり、そのすぐ上にはサイドボタンが配置されています。

Pixel Watchのケースはリサイクルステンレス製で、ポリッシュ仕上げのシルバーとゴールド、そしてマットブラックの3色が登場。バンドには独自のコネクターを採用しており、簡単に交換することが可能です。

底面には、1秒間隔で連続的に心拍数を検出するセンサー、睡眠のトラッキング、血中酸素濃度(SpO2)の測定、ECG(心電図)の読み取りを行うセンサーが搭載されています。Googleによれば、これは「Fitbitで最も正確に心拍数がトラッキングできる」とのこと。

防水規格は5ATM(50m)に対応。294mAhのバッテリーで24時間の使用が可能です。充電は、USB-Cコネクタを搭載したマグネット式の充電パックで行うことができます。

価格はWi-Fi/Bluetoothモデルが39,800円、セルラーモデルが47,800円(いずれも税込み)から。円安にも関わらず、Wi-Fi/Bluetoothモデルは1ドル=約114円というヤバすぎるレートです。

◇ 【3】Pixelタブレット

Googleは最後に、2023年発売予定のPixelタブレットもお披露目しました。このタブレットはPixel 7と同じTensor G2を搭載し、デザイン面では、新たに開発した磁器の質感を思わせるナノセラミックコーティングを採用するなど、かなり気合が入っていることが分かります。

Pixelの多くの機能を大画面で使えるだけではなく、このタブレットはスマートホームデバイスとしても機能します。背面にはポゴピンがあり、マグネットでスピーカー付きドッグに接続することで、充電しながらNest Hub Maxのように使うことが可能です。

価格はまだ発表されていませんが、スペックを見る限りではハイエンドのタブレットに位置するため、それなりの価格になることが予想されます。とはいえ、タブレットとスマートホームデバイスという1台2役をこなせるのであれば、Nest Hubやタブレットのユーザーにとっては無視できないデバイスとなるはずです。

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