『マツコの知らない世界』で紹介された厚焼き玉子! 回転寿司「たいせい」に北海道出身者と行ってみた結果 → 魅力はそれだけじゃなかった!!

ロケットニュース24

玉子が良い回転寿司は良い回転寿司。その昔、テレビでそう言ってるのを聞いたことがある。「本来、安いネタである玉子にこだわっているのは細部まで気を配っている証拠だ」と。私(中澤)が「なるほど」と思ったように、みんなそう思ったのだろう。今となっては玉子が手抜きな回転寿司はあまり見かけなくなった。

言わば、我々がいるのは、回転寿司の玉子レベルが上がりきった世界線。だが、そんな世界の中ですら、ひときわウマイ回転寿司の玉子に出会った。回転寿司チェーン『たいせい』の厚焼き玉子である。

・厚焼き玉子はさすが

寿司ネタの方ではなく、玉子焼き単品で税抜き170円というおつまみ的なこの一品。まず、気に入ったのは甘みのバランスである。科学調味料的な甘みをあまり感じない。甘い玉子が苦手な者としては嬉しい味付だ。

さらに、噛むと繊細に折り重なった層を感じる食感。フワッと噛み切ると、ナチュラルな玉子の風味や香ばしさが口に広がる。絶妙だ。

なんでもこの厚焼き玉子、TBSの情報番組『マツコの知らない世界』で紹介されたことがあるのだとか。店頭の看板に書いていたが、それも納得の味と言えるだろう。

・北海道出身者の意見

遠出する度にローカル回転寿司やグルメ回転寿司を食べてきた私も、こんな玉子焼きに出会ったのは初めてだ。ピックアップされてもなんら不思議ではない。しかしながら、この店の魅力はそれだけではなかった

実は、この時、私は北海道出身者の友人K氏と一緒にいた。海鮮王国・北海道で育ったK氏は、ネタへのこだわりについては私より上の回転寿司マニア。そのK氏がひと口食べてつぶやいた。「良い」と。マグロの赤身好きのK氏いわく「ここのはちゃんと本マグロ」とのこと。

・回転寿司マニアの意見

そこで私も寿司を食べてみたところ、ネタの甘みとシャリの甘みがマッチしている。ネタのウマさだけではなく、シャリの味とネタの味のトータルコーディネイトが合っているように感じた。寿司という料理のレベルも高い。

それもそのはず、この回転寿司は板前さんがレーンの真ん中で直接注文を聞いて握っている。昔ながらとも言えるが、今の回転寿司事情的にはグルメ回転寿司の売りの1つにもなるスタイルだ。

すなわち、大体の場合、こういうスタイルの回転寿司はお高め。「一皿120円~」って書かれていたとしても、普通のネタで200円前後、高級なネタだと500円以上したりするものである。だがしかし……

『たいせい』はなんと150円均一。まぐろや〆さばはもちろん、うにもいくらもうなぎも150円! 150円からではなく、均一なのは凄い。このコスパの良さも、よりウマく感じた一因かもしれない。

・西東京のローカル回転寿司

調布をブラブラしていたらたまたま通りがかったこの店。どうやら、府中、立川、八王子、調布などに6店舗を展開しているようで、西東京のローカル回転寿司と言っても過言ではないだろう。会いに行けるローカル回転寿司だ。西東京に行った際はぜひ食べてみてくれ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 回転寿司たいせい調布北口店
住所 東京都調布市小島町1-35-3
営業時間 11:00~21:00
定休日 無休

参考リンク:板前回転寿司たいせい
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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