元ボクシング日本スーパーライト級王者の細川バレンタインさん(41)が、2022年9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催された総合格闘技イベント「超RIZIN」で、朝倉未来選手(30)とのエキシビジョンマッチに臨んだプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア選手(45)に、贈呈するはずだった花束を投げ捨てた政治団体・ごぼうの党の奥野卓志代表(48)を非難した。
「俺やったら蹴り捨てると思う」
問題視されているのは、試合直前に行われた花束贈呈のシーン。袴姿で登場した奥野代表は、メイウェザー選手に渡すはずだった花束を目の前でマットの上に投げ捨て、そのまま去っていった。この行為は、ツイッターで「日本の恥」が一時トレンド入りするなど炎上。一方、動じることなく両手で花束を拾い上げてセコンドに渡したメイウェザー選手には、称賛の声が相次いだ。
報道によると、奥野代表は、最高落札者が今回の試合で花束を渡す権利が付属する「超RIZIN NFT DIGITAL TICKET」を、オークションで420万円で落札していたという。
同日に公開したYouTube動画で細川さんは、「ごぼうの党の奥野卓志。ごめん、呼び捨てにするわ。あまりにも腹立つから」と切り出し、「花束を他国の選手に贈呈する前に目の前にそれを捨てる…。俺、思ったよ。メイウェザー、よくそれを冷静に拾って、自分のコーナーマンにあげたよ。悪いけど、俺やったら蹴り捨てると思うわ、そんなもん。だって、あれ、贈呈されてねぇもん」と批判した。
続けて、「メイウェザーはぶっちゃけ流石だなと思ったところもあるし、同時に俺、謝りたいわ、もう。日本全国民を代表して謝りたい。フロイド・メイウェザー・ジュニアさん、ごめんなさい。日本人、そういう人たちじゃないから」としつつ、「あの奥野卓志というバカ人間は、1ミリも日本人の精神を表してない。マジで。あんなに『日本の恥』という言葉がピッタリの人間、見たことねぇわ。俺、41年間生きてるけど、あそこまで『マジでこいつ本当に恥ずかしい人だな』と思ったことない」と、怒りで声を震わせた。