【保存版】小顔見せ最強はどれだ!? 市販の「3Dマスク」7種類を徹底比較してみた / スマートカラー、CICIBELLA他

ロケットニュース24

2020年から続くコロナ禍も、もはや2年以上。当初は不便に感じていた感染予防のためのマスク生活も当たり前になってきた。というか、もうマスクなしの素顔で過ごすのが恥ずかしいくらいだ。

いろんな色・柄のアイテムが発売されている今、マスクは顔のパンツであり、ファッションアイテムであり、メイク用品のような役割を果たしている。化粧品を選ぶような感覚でマスクを選んでいる……という方も多いと思う。

実際いろんなメーカーを使ってみて思ったのが、色や大きさが似てるようで微妙に違うということ! できれば小顔に見せたいやん? てことで、カラータイプの3Dマスクを集めて比較してみたぞ!


暑い時期はKF94マスクが人気だったが、最近増えているのが、真ん中で2つに折りたたむ3Dマスク

プリーツがないぶん頬がスッキリして見えるし、横顔の鼻から顎にかけてのEラインもきれいに見えて小顔効果があるような気がする。あと、マスクをはずしてたたむと、内側が隠れるのも地味にいい。

人気の火付け役ともいえるユニ・チャームの「超快適マスク スマートカラー」が一時入手困難になっていたが、今年の夏頃から、後発でいろんなカラータイプの3Dマスクが発売されている。

全部似たようなもんだろう……と思いきや、実際に使ってみると、サイズやカラーの感じなど微妙に違うものが多い! 

今回集めた不織布の3Dマスクはドラッグストアで購入できた


・超快適マスク スマートカラー(ユニ・チャーム)
・SPUN MASK 立体型(iSDG)
・PASTEL MASK 不織布 ふつうサイズ(クロスプラス)
・DAILY FIT MASK Mサイズ(アイリスオーヤマ)
・CICIBELLA ふつうサイズ(La Bella)
・MASMiX(川本産業)
・espoir masque Mサイズ(セラ)


の7種類。

比較しやすいように素材は不織布、カラーはすべてベージュ系で統一した。なお、今回は「見た目」と「息のしやすさ」を評価している。抗ウイルスなどマスクの性能については評価していないのであしからず。


比較しやすいよう、まずは一覧で紹介したいと思う。

・色の比較

まず、一番違うのが「色」である。ひとくちにベージュ系といっても、黄色みがかっているものやグレーに近いものなどさまざま。パーソナルカラーがブルーベースかイエローベースかで似合う色味は変わってくると思う。

誰でも似合いそうな色に仕上げているのが「超快適マスク スマートカラー」いっぽう、血色を求めて肌色に近すぎるものを選ぶと肌と同化して顔が膨張して見えることが判明!


・サイズ感の比較

だいたい全部同じ感じかと思いきや、アイリスオーヤマの「DAILY FIT MASK (Mサイズ)」だけめちゃくちゃ大きい(ちなみに通販などではSサイズが売っているとのこと)。その他は「SPUN MASK」がすこ〜しだけ小さめかな……と思ったくらいで大きな違いはなかった。

ちなみに、一番小さかった「SPUN MASK」と一番大きかった「DAILY FIT MASK (Mサイズ)」を重ねると、これだけ大きさに差があった。


・横から見たとき

各社、こだわっているのがマスクの紐の横の切り込み部分。ここがキュッとカーブを描いていると、横顔の小顔見せ度がグッと上がる。これが秀逸なのが「超快適マスク スマートカラー」だった。神は細部に宿るのだ。

そして最近多いのが紐だけが違う色になっているバイカラータイプのマスク。色が違うと小顔効果がある気がするが、個人的には服やメイクとの色合わせが難しくて上級者向けに感じた。


・個別で価格やカラー展開などレビュー

さて、ここからはマスク一種類ずつを細かく見ていって、着用していて感じたことなどをまとめていきたい。

・超快適マスク スマートカラー(ユニ・チャーム)

価格 7枚入り 398円(1枚あたり約57円)
サイズ 13.8 ✕ 10cm
色展開 2色(ベージュ、グレー)

小顔見せ ★★★★★
息のしやすさ ★★★★☆

<総評>
さすがは3D色付きマスクの火付け役。紐横の切れ込み、カラー、サイズ感、どこをとっても欠点なし。特に秀逸なのがカラーで、誰にでも似合って、どんな服にも合わせやすい色になっている。他社が何色も展開するなか、かたくなにベージュとグレーの2色展開を貫くのも納得。マスクを作り続けてきたユニ・チャームならではの矜持を感じる。


・SPUN MASK 立体型(iSDG)

価格 7枚入り 398円(1枚あたり約57円)
サイズ 13.5 ✕ 8.5 cm
色展開 9色(ブラック、グレー、パープル、カーキ、ピンク、ベージュ、グレージュ、コーラルピンク、ラベンダー)

小顔見せ ★★★★★
息のしやすさ ★★★★☆

<総評>
怒涛の9色展開で、最近はくすみカラーも増えてきており、今回購入したのはグレージュ。サイズはちょっと小さめ。個包装になっているので持ち歩きに便利だけど、めっちゃシワがついている……。マスク表面の素材にテカリがあり、シワが目立つのも気になるところ。


・PASTEL MASK 不織布 (クロスプラス)

価格 7枚入り 398円(1枚あたり57円)
サイズ 13.5 ✕ 11cm
色展開 7色(グレー、オフ、ピンク、ベージュ、グレー✕ネイビー、ピンク✕濃ピンク、ベージュ✕ブラウン)

小顔見せ ★★★★★
息のしやすさ ★★★★★

<総評>

不織布タイプの「PASTEL MASK」は置いてる店が少ないのだが、実はとても優秀。顎のラインがもたつかないように切れ込みが入っていて小顔効果が高め。肌に当たる部分はシルクタッチ生地になっていて、息がしやすく、メイク移りが圧倒的に少ない

ただし、パッケージの色と実物の色がけっこう違うので要注意。(以前ピンクを買ったとき、くすみカラーだと思ったら女児向けパンツみたいな色で頭を抱えた)


・DAILY FIT MASK 立体型 Mサイズ(アイリスオーヤマ)

価格 5枚入り 298円(1枚あたり約60円)
サイズ 12.5 ✕ 15.5cm
色展開 14色(ピンク、ネイビー、グレー、ブラウン、ブラック、ホワイト、アプリコット、シャボン、ココナッツアッシュ、ニュアンスグレー、ピスタチオ、サンドベージュ、アッシュピンク、スイートローズ)

小顔見せ ★★☆☆☆
息のしやすさ ★★★☆☆

<総評>
驚異の14色展開。絶妙なくすみカラーも多めで、ファッション感覚で楽しめる。ところがどっこい、ドラッグストアで売っているMサイズは他のマスクに比べて大きく、小顔どころか大顔見せに……。S・M・Lの3サイズ展開なので通販でSサイズを購入するのがおすすめ。かわいい色は売り切れが多いけど。購入するときはサイズを要チェック。


・CICIBELLA バイカラータイプ ふつうサイズ (La Bella)

価格 10枚入り 498円(1枚あたり約50円)
サイズ 13.8 ✕11.3cm
色展開 9色(アプリコット、ライラックアッシュ、ヘーゼルナッツ、ベビーピンク、サンドベージュ、スカイグレー、ホワイト、オールドレース、ベージュ)

小顔見せ ★★★☆☆
息のしやすさ ★★★★☆

<総評>
オシャレなカラー展開で人気の小顔見せマスク。実はベージュ系だけでも3色くらいあるけど、今回購入したのは一番人気の「ヘーゼルナッツ」。ヘーゼルナッツはオレンジがかっていて血色感はあるものの、肌に馴染みすぎて顔が膨張して見えてしまった。ちなみにずっと「チチベッラ」だと思ってたけど「シシベラ」と読むらしい。


・MASMiX(川本産業)

価格 7枚入り 398円(1枚あたり約57円)
サイズ 13.5 ✕ 10.5cm
色展開 4色(ラテベージュ✕ワインレッド、マカロンピンク✕ライトグレー、グレー✕ダークグレー、ペールライラック✕ダークグレー)

小顔見せ ★★★★☆
息のしやすさ ★★★★☆

<総評>
パッケージがチャック付きでそのまま持ち運べるようになっている。バイカラーがかわいいけど、ちょっと上級者向けかもしれない。ちなみに、マスクの内側がベージュになっていて、メイク移りが目立たないようになっているのも◎。外から実物の色が分かるから「パッケージと色が違う」ってことがないのも地味に高ポイント。


・espoir masque Mサイズ(セラ)

価格 10枚入り 498円(1枚あたり50円)
サイズ 13 ✕ 12cm
色展開 ?

小顔見せ ★★★☆☆
息のしやすさ ★★★☆☆

<総評>
スギ薬局で購入したけど、ネットで検索してもまったく情報が出てこなかった謎のマスク。マスクの内側がベージュになっているのでメイク移りが目立ちにくい。小顔見せ効果はそこそこなのだが、マスクの紐が他より短めで、つけ心地がやや窮屈。長時間つけていると耳の後ろが痛くなりそうなのと、ちょっと息苦しい。


・最終結論! 小顔見せマスクは…

個人的に、総合評価として一番使いやすいと感じたのは「超快適 SMART COLOR」だった。王者強し。ブルベ・イエベを問わない絶妙なベージュカラーで、服にも合わせやすい。紐の横の切れ込みの角度も絶妙な小顔見せ効果があった。

次点は「PASTEL MASK(不織布タイプ)」。紐の横の切り込み、あごの部分のカーブなど小顔見せテクがふんだんに使われている。グレーとベージュ以外のカラーがほしいならこっちかな。

「SPUN MASK」も、小顔効果は高かったんだけど、表面のシワとテカリがどうしても気になってしまった! というわけで、しっかり比べてみると違いがあった3Dマスク。コスメと同じように、お気に入りのマスクが見つかりますように。


執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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