位置情報アプリ「zenly（ゼンリー）」のサービス廃止が発表された。
これは、サービス運営元の米Snapが公表した事業のリストラ計画の中で言及されているもの。これを受けてzenly japanの公式Twitter（@ZenlyJP）では、提供終了の時期について「数カ月後」とツイートしていたが、該当のツイートはその後、削除されている。インストールしておくことでお互いの位置情報を共有する「zenly」はZ世代に人気が高く、メディアで位置情報アプリが話題になるときは、このzenlyを指していることが多かった。リアルなコミュニケーションに役立つアプリとして絶大な人気を誇る一方、居場所が常に筒抜けになるためストーカー的な用途にも利用できるとの指摘も少なくなかったわけだが、サービス自体が終了になることで、こうした問題もうやむやのまま終りを迎えることになる。ちなみにユーザーの中には、表向きは友達でもイマイチ苦手な人と街中で顔を合わせないよう、相手を避けて行動するためのツールとして活用していた人も少なくなく、ネットにはサービス終了を嘆く声、代替アプリを求めるユーザーの声があふれている。