いきなりだが、当編集部のトイレには “ある秘密” が隠されている。そしておそらく私以外のメンバーはまだその秘密に気づいていない。かなり大胆な仕掛けが施されているのだが、いつも通りトイレを使用するくらいではビミョーに気づきにくい仕組みになっている。
あまりにも気づかれない……てか、そろそろ気づいてほしいんですけど。もし気づいているならスルーしないで。ってことで、もう我慢できないため自分から秘密を明らかにしたい。編集部のトイレには、アメリカのAmazonで買ったアレが設置されていました。
・案内します
まずは皆さんにも編集部のトイレをご覧いただきましょう。バーチャルツアーでトイレまでご案内します。さあさあ、こちらへどうぞ。
はい、トイレはこちら!
編集部のトイレは誰も使用していなくても電気が付いています。なぜなら常に換気をおこなわないと湿気やニオイがこもるから。オッサンだらけの職場なので換気扇は命……回っていなければ、トイレが一瞬のうちに地獄と化すでしょう。
それはさておき、パッと見て違和感があるのは「流水音発生器が5個付いている」くらいでしょうか。
「便座のフタを閉じてから流す」&「男性も座る」はそこまで珍しくないですよね。
こんな感じで座って用を足します。
便座に座ると、目の前のドアに何かが付いていることに気がつきます。たとえ座った瞬間からスマホを使う人でも気がつくのでは……「何だこれは?」と。
・正体
実を言うと……アメリカのAmazonで購入したのは、トイレ用のターゲットライト。つまり便器に貼り付ける「的シール」のようなライトです。ドアに設置した理由は後述するとして、まずはどういうものかご覧ください。電気を消したら……
アメリカのバイデン大統領の顔が現れました。
トイレに近づくと点灯し、自動的に消灯する仕組みです。アメリカのAmazonでは1600件以上のレビューが集まっていて評価はなんと4.4。ユーザーの74%が「星5つ」を付けた人気商品なんです。ちなみにスイッチを切り替えたら……
オバマ元大統領の顔も浮かび上がります。
コメントを確認すると「夜中にトイレの明かりとなるから値段以上の価値がある」という声も。なるほどたしかに。めっちゃ怖いっすけど。
・はじめはフタに付けたけど
はじめは「おしっこのターゲット」としてトイレのフタに付けました。
スイッチをスライドさせると……バイデン大統領、オバマ元大統領、ペロシ下院議長、ハリス副大統領、それぞれの顔がトイレに浮かび上がります。なんというか、非常にアメリカらしい商品ですね。
しかし編集部のトイレは「男性も座って利用するルール」がありますので “立ちション” で狙う的は必要ありません。という理由から、ドアに設置して “座った時” に見えるようにしたわけです。
しかし、明るいと何も見えません。結果、誰にも気づかれませんでした。とにかくアメリカで人気の「おしっこターゲット」に興味がある人はチェックしてみてください。ただし洋式トイレで座って用を足す日本では、意外と使い道がないのかも。現場からは以上です!
参考リンク:Amazon「Pee-Litical Targets, Motion Activated Toilet Target Light with Images of Joe Biden | Barack Obama | Nancy Pelosi | Kamala Harris」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.