【揚げ物の洪水】1000kcal越えの「のり弁」爆誕! ほっともっとの「全部のせのり弁当」の衝撃

ロケットニュース24

「のり弁」こと「のり弁当」の最大の特徴といえばシンプルさ。弁当屋のもっともベーシックなメニューであり、大抵もっとも安いメニューでもあるだろう。

海苔に味がついていたり、佃煮がまぶしてあったりするから、それだけでおかずになる。ゆえに低価格。トッピングは「あったら嬉しいおまけ」のようなものだ。

しかしここに、総カロリー1000kcal越えのモンスターのり弁当が誕生した。もう、のり弁の定義がわからない!


・ほっともっとの「全部のせのり弁当」(税込500円)

2022年8月18日に誕生したそいつの名は「全部のせのり弁当」。通常の のり弁当 が税込360円なのに対し、全部のせは税込500円。それでもワンコインに収まる金額だ。

それほど大きな弁当箱ではないのに、手に持つとずしりと重い。


重量は優に500g! ライス普通盛でも総カロリー1032kcal、大盛なら1178kcal……!!


開封すると茶色い! 煮付けが~とか和え物が~とかではなく、まぎれもなく揚げ物の茶色である。おかずに覆われて海苔はほとんど見えない。

入っているのは、まずはいつもの白身フライ。製造コストの関係もあるのかもしれないが、トンカツでもコロッケでもなく、白身フライであるところが のり弁当 の最大の魅力だろう。どこか素朴で家庭的なテイスト。

「プレミアムソース」と「だし醤油」が選べるのは通常の のり弁当 と同じだ。最初からタルタルソースの小袋がついているから、のり弁当でありながら、のりタル弁当でもある。筆者は「だし醤油」一択だが、こってりいきたい方はタルタルで!

ちくわ天が長っ!!

7月から1.5倍にサイズアップしているそう。弁当箱の端から端まで届く長さで、まるで穴子天のようにびよ~んと身をくねらせる。

ひとくちサイズのメンチカツ。普段は税込70円で単品販売されているもの。


ソースやタルタルをかけてもいいけど、十分に味がついていたから、そのままでもOKだと思う。それほど大きく見えないのに肉感があり、がっつりした食べ応え。

さらにみんな大好き唐揚げ。こちらもパンチのきいた味つけだった。だんだんと胃の容量を圧迫してくる。

きんぴらゴボウとスライスたくあんが、サービス精神旺盛にたっぷり入っているのはいつもと同じ。

もちろん白米の上には海苔&おかか昆布レイヤー。本当はこの部分だけで「のり弁」として成立する。

おかず多すぎ! どれかひとつでも白米食べられるのに、それが何種類も並ぶ旅館の朝食状態だ。

もう「のり弁」の地味さはない。「300円ちょっとで、いろいろ食べた気になれる日本の弁当文化ってすげー!」と満足していた自分はどこかへ行ってしまった。

主役級の俳優が次々と登場するオールスター弁当が誕生。迫り来る揚げ物たち。個性と個性のぶつかり合いだ!

ボリューミーな上に、どれも自己主張がハンパないおかずなので、あっさり食べたいときにはお勧めしない。それと、揚げ物はやはり作りたてが美味しいから、時間を置かずすぐに食べた方がいい。心身ともに活力を求めているときにどうぞ。


・全国で販売中

ほっともっとでは “のり弁当シリーズ” として、近年いろいろなパターンの のり弁当 を展開している。もうあれこれ迷わず「全部のったやつ」でいこう。

「ほっともっとグリル」を除く、全国の「ほっともっと」ですでに販売中。長野県のみ価格や販売時期が異なるためご確認いただきたい。


参考リンク:ほっともっと
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.

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